手順1: サービスコネクタを作成するためのWSDLファイルのインポート
1アプリケーションの統合にログインして、[新規]をクリックします。
2[新しいアセット]ダイアログボックスで、[サービスコネクタ] > [サービスコネクタパターン] > [WSDLからの作成]の順に選択し、[作成]をクリックします。
3[WSDLからの新規コネクタ]ダイアログボックスの[WSDLソース]タブに次のプロパティを入力します。
- a[名前]フィールドに、「CalculatorSVC」と入力します。
- b[プロジェクト]フィールドの横で、[チュートリアル] > [電卓]の順にフォルダを移動して選択します。
- c[説明]フィールドに、「dneonline.com/calculator.asmxの電卓Webサービスからアクションを起動」とテキストを入力します。
- d[WSDLソース]の横で、[URL]を選択し、次のURLを[URL]フィールドに貼り付けます: http://www.dneonline.com/calculator.asmx?WSDL。
- eこのサービスには認証が必要ないため、[認証の使用]オプションを無効化します。
4[次へ]をクリックします。
[サービスと操作]タブが表示されます。電卓サービスは、加算、減算、乗算、および除算の演算を実行するために使用できます。このタブの値は何も変更しないようにします。
5[次へ]をクリックします。
[サマリ]タブには、サービスコネクタの詳細と、次に行う必要がある指示が表示されます。
6[完了]をクリックします。
生成したサービスコネクタが表示された状態でProcess Designerが表示されます。
サービスコネクタのプロセスオブジェクト
サービスコネクタのプロセスオブジェクトは、データをグループ化します。サービスコネクタを生成するためにインポートしたWSDLファイルは、8つのプロセスオブジェクトを生成します。
サービスコネクタのプロセスオブジェクトを表示するには、電卓サービスの[プロセスオブジェクト]タブをクリックします。
次の図は、電卓サービスコネクタの[プロセスオブジェクト]タブを示します。
次の表では、サービスコネクタのプロセスオブジェクトについて説明しています。
名前 | 説明 | フィールド数 | フィールド名 | フィールドの型 |
---|
AddResponse_AnonymousType | 加算アクションの結果が格納されます。 | 1つ | AddResult | number |
Add_AnonymousType | 加算アクションの実行に必要な入力が格納されます。 | 2つ | intA、intB | number |
DivideResponse_AnonymousType | 除算アクションの結果が格納されます。 | 1つ | DivideResult | number |
Divide_AnonymousType | 除算アクションの実行に必要な入力が格納されます。 | 2つ | intA、intB | number |
MultiplyResponse_AnonymousType | 乗算アクションの結果が格納されます。 | 1つ | MultiplyResult, | number |
Multiply_AnonymousType | 乗算アクションの実行に必要な入力が格納されます。 | 2つ | intA、intB | number |
SubtractResponse_AnonymousType | 減算アクションの結果が格納されます。 | 1つ | SubtractResult | number |
Subtract_AnonymousType | 減算アクションの実行に必要な入力が格納されます。 | 2つ | intA、intB | number |
注: Add_AnonymousType、Divide_AnonymousType、Multiply_AnonymousType、およびSubtract_AnonymousTypeの各プロセスオブジェクトに含まれるフィールドは同一です。これは、加算、除算、乗算、および減算の各アクションの入力に、同じ数を使用しているためです。