手順1: プロセスの作成
プロセスを作成して[開始]ステップを使用して、プロセスの基本プロパティを設定します。
1アプリケーションの統合で、[新規]をクリックします。
2[新しいアセット]ダイアログボックスで、[プロセス] > [プロセス]の順に選択し、[作成]をクリックします。
プロセステンプレートが表示された、Process Designerが開きます。
3[開始]ステップをクリックします。
プロセスのプロパティセクションが表示されます。
4[全般]タブを選択し、次のプロパティを入力します。
- a[名前]フィールドに、「電卓」と入力します。
- b[プロジェクト]の横にある[選択]をクリックし、[チュートリアル] > [電卓]の順にフォルダを移動して選択します。
- c[説明]フィールドに、「電卓サービスを使用して、4つの算術演算を並列に実行」と入力します。
5[開始]タブを選択し、次のプロパティを入力します。
- a[バインディング]リストで、[HTTP/SOAP]を選択します。
バインディングプロパティは、プロセスの起動方法を定義します。
- b[許可されたロール]の横で[サービスコンシューマ]と指定します。
サービスコンシューマのロールが割り当てられているユーザーのみが、プロセスサービスのURLにアクセスし、プロセスを起動できます。
- c[実行]リストで、[Cloud Server]を選択します。
[開始]タブの[適用対象]フィールドまたは[実行]フィールドは変更しないようにします。
6[入力フィールド]タブを選択し、次のフィールドを追加してそれぞれのタイプを設定します。
名前 | タイプ |
---|
NumberA | Integer |
NumberB | Integer |
7[出力フィールド]タブを選択し、次のフィールドを追加してそれぞれのタイプを設定します。
名前 | タイプ |
---|
和 | Integer |
差 | Integer |
積 | Integer |
商 | Integer |
これらのフィールドは、プロセスで設定した各算術演算の出力を表示します。
8[一時フィールド]タブを選択し、次のフィールドを追加してそれぞれのタイプを設定します。
名前 | タイプ |
---|
add_input | タイプをさらに表示 > 定義された接続タイプ > CalculatorSVC > CalculatorConn > Add_AnonymousType |
subtract_input | タイプをさらに表示 > 定義された接続タイプ > CalculatorSVC > CalculatorConn > Subtract_AnonymousType |
multiply_input | タイプをさらに表示 > 定義された接続タイプ > CalculatorSVC > CalculatorConn > Multiply_AnonymousType |
divide_input | タイプをさらに表示 > 定義された接続タイプ > CalculatorSVC > CalculatorConn > Divide_AnonymousType |
サービスコネクタが想定する入力の形式は、2つの数値を格納するプロセスオブジェクトです。各アクションに必要な入力を保持するための一時フィールドを定義します。
9[詳細]タブを選択し、[トレースレベル]を[詳細]に設定します。
トレースレベルが詳細に設定されている場合、アプリケーション統合コンソールはすべてのステップを記録します。これは、プロセスのデバッグを行う必要がある場合に便利です。