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プロセスオブジェクトのデザイン

ビジネスプロセスを設計するために、構造化データのセットを取得する必要があることがよくあります。例えば、人口統計的データの種類について個別の項目を作成する代わりに、名前、住所、電話番号のフィールドが含まれたグループを設けられます。これらのグループはプロセスオブジェクトと呼ばれます。プロセス内で使用するために、オブジェクトグループを処理し、データを組み立てます。名前付きプロセスオブジェクトは、返された情報により効率的にアクセスするためにも役立ちます。プロセスオブジェクトを使用して、複数のプロセスで再利用可能な共通のオブジェクトを作成できます。
プロセスオブジェクトは次の2種類の方法で定義できます。
  1. 1アプリケーション内で使用する目的で、プロセスオブジェクトをスタンドアロンとして定義します。
  2. 2サービスから返されたデータを処理する目的で、サービスコネクタ内で定義します。
サービスコネクタ内で生成されたプロセスオブジェクトは、そのサービスコネクタ内でのみ使用できます。スタンドアロンプロセスオブジェクトは、すべてのサービスコネクタ内で使用できます。どちらもプロセス内で同様に使用されます。
プロセスオブジェクトエディタを使用して、スタンドアロンプロセスオブジェクトを定義できます。その後、整数型、テキスト型、電話番号型などの組み込みのデータ型と同様に使用できるようになります。サービスコネクタエディタでは、サービスから使用できるデータ、アクション、バインディング、ここで指定するその他のプロパティに基づいて、プロセスオブジェクトを生成できます。