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ネイティブコネクタ

ネイティブコネクタは、サードパーティ製アプリケーションへの接続に使用される、追加設定不要のコネクタです。
次のようなタイプのネイティブコネクタを作成できます。

アプリケーションコネクタ

各アプリケーション用にクラウドとの間でやり取りされるデータにアクセスするために設計された、 アプリケーションの統合コネクタ。次のようなアプリケーションコネクタを使用できます。
JDBC
Java Database Connectivity(JDBC)は、JavaプログラムがSQL文を実行し、任意のSQL準拠のデータベースとやり取りできるようにするJava APIです。JDBCを使用すると、さまざまなプラットフォームで実行し、さまざまなDBMSシステムと連携できる、1つのデータベースアプリケーションを作成することができます。データベースでサポートされているデータベースドライバの最新バージョンを使用していることを確認します。
注: Informaticaでは、JDBCとJDBC_ICの2つのJDBCコネクタを提供しています。アプリケーションの統合では、JDBC_ICのみを使用します。
OData
ODataコネクタを使用して、OData準拠のSharePointやTeam Foundation Serverなどのシステムを、他のオンプレミスアプリケーションやクラウドアプリケーションと統合します。これは、データAPIの作成や使用向けに標準化されたプロトコルです。ODataは、HTTPなどのコアプロトコルと、一般的に受け入れられているRESTなどの方法論に基づいて構築されています。
Salesforce
Salesforceコネクタを使用すると、Salesforceとの間で情報の読み取りおよび書き込みを行うガイドやプロセスを作成することができます。Salesforceからの送信メッセージは、情報のバックグラウンド処理を実行するプロセスや、情報をSalesforceに書き込んで戻すプロセスをトリガできます。
SAP
SAP BAPIコネクタを使用すると、SAP BAPIと統合して、SAP内のデータの読み取り、作成、変更、または削除を実行することができます。SAP BAPIコネクタは、アプリケーション統合のサービス呼び出しとして使用できます。例えば、SAPで販売オーダーデータを更新するには、SAP BAPI接続を設定して、BAPI_SALESORDER_CHANGE関数にアクセスできます。
Workday
Workdayコネクタを使用すると、Workdayアプリケーションとデータを統合することができます。例えば、ある従業員とその依存関係に関する情報を取得したり、新規採用者のオンボーディングを行ったりできます。

メッセージベースのコネクタ

ActiveMQやJMSといったキューベースのメッセージブローカーを設定できるようにするために設計された、メッセージベースのコネクタ。次のようなメッセージベースのコネクタを使用できます。
AMQP
AMQPコネクタを使用すると、AMQPストリームに接続して、キューへのメッセージの送信やキューからのメッセージの削除を行うことができます。
Amazon SQS
Amazon SQSストリームに接続して、キューへのメッセージの送信、キューからのメッセージの受信、またはキューからのメッセージの削除を行います。

リスナベースのコネクタ

リスナベースのコネクタは、次のタスクを実行するように設計されています。
次のようなリスナベースのコネクタを使用できます。
ファイル
アプリケーション統合とファイルシステム間の接続を提供し、ファイルシステムの監視、ファイルの移動、ファイルからのコンテンツの読み取りと書き込み、処理済みファイルの処理を行います。
FTP
アプリケーション統合とリモートFTPサーバー間の接続を提供します。
Amazon S3
Amazon S3ストレージシステムに保存されているファイルに接続します。
Kafka
Kafkaストリームに接続して、トピックからのデータの読み取りまたはトピックへのデータの書き込みを行います。
RabbitMQ
RabbitMQブローカに接続して、キューからのデータの読み取りまたはキュー2へのデータの書き込みを行います。
リスナベースのコネクタを使用すると、次のものを定義することもできます。