高度なSFTPコネクタ
高度なSFTPコネクタにより、SFTPサーバーに格納されたファイルを安全に転送したり、SFTPサーバーに対してファイルを転送したりできます。高度なSFTPコネクタは一括取り込みタスク内でのみ使用できます。
SFTPサーバーとのファイルの転送を行う場合は、Secure Agentを指定できます。一括取り込みタスクでSFTPオブジェクトを使用する場合は、SFTPに固有のプロパティを設定します。
高度なSFTP接続の作成時に高度なSFTPコネクタを使用し、次に一括取り込みタスクで使用します。
高度なSFTP接続を作成する場合は、Secure Agentを含むランタイム環境を指定します。高度なSFTP接続を作成して、一括取り込みタスクに含めるSFTPソースとターゲットの場所を指定します。
一括取り込みタスクを実行すると、Secure Agentは、タスクと高度なSFTP接続の設定に基づいてSFTPサーバーとのファイルの転送を行います。Secure Agentは、TCP/IPネットワークを介してSFTPサーバーに接続してファイルを読み書きします。
例
オンプレミスのSFTPサーバーに監査証跡ログを保存する組織で作業しているとします。オンプレミスのSFTPサイトから安価なクラウドベースの環境にデータを移動する必要があります。一括取り込みタスクを作成し、FTPサーバーからすべての監査証跡ログを読み取り、Amazon S3ターゲットに書き込みます。SFTPサーバー