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マッピングのFHIRオブジェクト

マッピングを作成するときに、FHIRソースまたはターゲットを表すようにソーストランスフォーメーションまたはターゲットトランスフォーメーションを設定できます。トランスフォーメーションで、FHIR接続を選択し、REST API操作と要求メッセージを設定します。

マッピングのFHIRソース

ソーストランスフォーメーションを設定する場合は、FHIR接続を選択し、GET操作を使用してFHIRリソースにアクセスします。要求メッセージテンプレートを使用して要求メッセージを設定することができます。
次の表に、ソーストランスフォーメーションで設定できるFHIRソースプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続
ソース接続の名前。
操作
FHIRリソースに対して実行するREST API操作。GET操作を選択します。
以下の表に、ソーストランスフォーメーションで設定できる詳細プロパティを示します。
プロパティ
説明
［パス］
FHIRリソース（/Patientなど）へのパス。このパスは、FHIR接続のベースパスに追加されます。
要求本文のタイプ
要求本文で送信する入力のタイプ。バッファまたはファイルを選択します。
コンテンツタイプ
要求のメディアタイプ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - application/fhir+xml
  • - application/fhir+json
  • - application/xml
  • - application/json
接続で指定された要求のメディアタイプをオーバーライドします。
承認
応答のメディアタイプ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - application/fhir+xml
  • - application/fhir+json
  • - application/xml
  • - application/json
接続で指定された応答のメディアタイプをオーバーライドします。
追加のヘッダー
接続に必要な追加のヘッダー。
ヘッダーをJSON形式で定義します。例:
[{"Name":"Content-Type","Value":"application/fhir+json"},{"Name":"accept","Value":"text/xml"}]
接続で指定された追加のヘッダーをオーバーライドします。
要求/応答データ形式の変換
GET応答のデータ形式をXMLとJSONの間で変換します。応答がXML形式である場合は、このオプションによって応答がJSON形式に変換されます。応答がJSON形式である場合は、このオプションによって応答がXML形式に変換されます。
応答ディレクトリ
応答を格納するディレクトリ。
応答ヘッダーディレクトリ
応答ヘッダーを格納するディレクトリ。
トレースレベル
ソースのログに表示される情報の量。以下のトレースレベルを使用します。
  • - 簡易
  • - ノーマル
  • - 詳細 - 初期化
  • - 詳細
デフォルトは［ノーマル］です。
Webサービス応答のキャッシュサイズ(KB)
Webサービス応答で利用可能なメモリ。
Webサービス応答に多数の行またはカラムが含まれている場合は、キャッシュサイズを大きくすることをお勧めします。デフォルトは1024 KBです。最大は99999KBです。
トランスフォーメーションの最適化
このオプションを選択すると、階層形式からリレーショナル形式、またはリレーショナル形式から階層形式へのレコード処理のパフォーマンスが向上します。

要求メッセージ

ソーストランスフォーメーションでは、要求メッセージを設定して、FHIRサーバー上のリソースにアクセスするための要求ヘッダー、パスパラメータ、クエリパラメータを指定できます。
要求メッセージでは、次のようなヘッダーとパラメータを設定することができます。
requestHeaders
要求ヘッダーとは、接続に必要な追加のヘッダーです。
ヘッダーをJSON形式で定義します。例:
[{"Name":"Content-Type","Value":"application/fhir+json"},{"Name":"accept","Value":"text/xml"}]
注: 要求ヘッダーは、要求メッセージ、FHIR接続プロパティ、およびソーストランスフォーメーションの詳細プロパティで設定できます。要求メッセージでヘッダーを定義すると、接続プロパティと詳細プロパティの要求ヘッダーがオーバーライドされます。
pathParams
パスパラメータは、要求メッセージのパス内の値を置き換える一連の値です。
例えば、次のパスでFHIRリソースにアクセスすることができます。
https://hapi.fhir.org/baseR4/Patient/593251/_history/2
詳細プロパティで、次のパスを設定します。
/Patient/{id}/{history}/{version}
次に、要求メッセージで、pathParamsに次の値を設定します。
<pathParams>59321,_history,2<pathParams/>
queryParams
クエリパラメータは、リソースで使用できる検索条件を使用してFHIRサーバー上のリソースに対してクエリを実行するために使用します。
例えば、次のクエリパラメータを使用してhttps://hapi.fhir.org/baseR4/Patientの患者にアクセスすることができます。
<queryParams>given=Benjamin;identifier=bcook74;gender=male
<queryParams/>
実行時に、クエリパラメータは次のように解決されます: https://hapi.fhir.org/baseR4/Patient?given=Benjamin&identifier=bcook74&gender=male。
検索パラメータと修飾子の例は、FHIR仕様のドキュメントに記載されています。ただし、すべての検索条件と修飾子がマッピングで使用できるわけではありません。

マッピングのFHIRターゲット

ターゲットトランスフォーメーションを設定する場合は、FHIR接続を選択し、REST API操作を使用してFHIRリソースを更新します。
次の表に、ターゲットトランスフォーメーションで設定できるターゲットプロパティとその説明を示します。
プロパティ
説明
接続
ターゲット接続の名前。
操作
FHIRリソースに対して実行するREST API操作。POST、PUT、DELETE、またはPATCH操作を選択します。
以下の表に、ターゲットトランスフォーメーションで設定できる詳細プロパティを示します。
プロパティ
説明
［パス］
FHIRリソース（/Patientなど）へのパス。このパスは、FHIR接続のベースパスに追加されます。
例えば、FHIRサーバーのベースURLがhttps://hapi.fhir.org/baseR4である場合、このプロパティは/Patientを使用して、患者リソースにアクセスします。
要求本文のタイプ
要求本文で送信する入力のタイプ。バッファまたはファイルを選択します。
コンテンツタイプ
要求のメディアタイプ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - application/fhir+xml
  • - application/fhir+json
  • - application/xml
  • - application/json
接続で指定された要求のメディアタイプをオーバーライドします。
承認
応答のメディアタイプ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - application/fhir+xml
  • - application/fhir+json
  • - application/xml
  • - application/json
接続で指定された応答のメディアタイプをオーバーライドします。
追加のヘッダー
接続に必要な追加のヘッダー。
ヘッダーをJSON形式で定義します。例:
[{"Name":"Content-Type","Value":"application/fhir+json"},{"Name":"accept","Value":"text/xml"}]
接続で指定された追加のヘッダーをオーバーライドします。
要求/応答データ形式の変換
REST API要求本文のデータ形式をXMLとJSONの間で変換します。要求本文がXML形式である場合は、このオプションによって応答がJSON形式に変換されます。要求本文がJSON形式である場合は、このオプションによって応答がXML形式に変換されます。
応答ディレクトリ
応答を格納するディレクトリ。
応答ヘッダーディレクトリ
応答ヘッダーを格納するディレクトリ。
トレースレベル
ソースのログに表示される情報の量。以下のトレースレベルを使用します。
  • - 簡易
  • - ノーマル
  • - 詳細 - 初期化
  • - 詳細
デフォルトは［ノーマル］です。
Webサービス応答のキャッシュサイズ(KB)
Webサービス応答で利用可能なメモリ。
Webサービス応答に多数の行またはカラムが含まれている場合は、キャッシュサイズを大きくすることをお勧めします。デフォルトは1024 KBです。最大は99999KBです。
トランザクションコミット制御
トランスフォーメーションを通過する一連の行に基づいて、トランザクションのコミットまたはロールバックを制御します。データの量が多く、その処理方法を制御する場合は、トランザクションコミットコントロールを使用します。
トランザクション範囲
トランザクションの範囲。すべての入力を選択するか、トランザクションのみを選択します。
トランスフォーメーションの最適化
このオプションを選択すると、階層形式からリレーショナル形式、またはリレーショナル形式から階層形式へのレコード処理のパフォーマンスが向上します。