Microsoft Azure BlobストレージV2 マッピングのターゲット
マッピングでは、 Microsoft Azure BlobストレージV2 オブジェクトを表すようにターゲットトランスフォーメーションを設定できます。
以下の表に、ターゲットトランスフォーメーションで設定できる Microsoft Azure BlobストレージV2 ターゲットプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
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接続 | ターゲット接続の名前。 |
ターゲットタイプ | ターゲットのタイプ。次のいずれかのターゲットタイプを選択します。 - - 単一オブジェクト。
- - パラメータ。 [パラメータ] を選択すると、タスクを設定するときにターゲットタイプを定義できます。
|
オブジェクト | ターゲットオブジェクトとして使用する Microsoft Azure BlobストレージV2 Blob。 |
形式オプション | [形式オプション] ダイアログボックスを開いて、ファイルの形式を定義します。 次の形式オプションを設定します。 - - 区切り文字: 区切り文字。カンマ、タブ、コロン、セミコロンなどのパラメータを設定できます。
- - テキスト修飾子: テキストを修飾する文字。単一引用符、二重引用符などのパラメータを設定できます。
- - エスケープ: エスケープ文字。
注: [テーブルの作成]を選択した場合、形式オプションは無視されます。 |
操作 | ターゲット操作。 [挿入]を選択します。データは、Microsoft Azure BlobストレージV2 ターゲットにのみデータを挿入できます。 |
Blob Storeへの同時接続数 | ファイルをアップロードするBlob Storeへの同時接続数。デフォルトは4。 |
Blob名のオーバーライド | デフォルトのファイル名をオーバーライドします。このプロパティは、圧縮されたBlobファイルをMicrosoft Azure Blobストレージに書き込む場合に使用する必要があります。 |
Blobコンテナのオーバーライド | デフォルトのコンテナ名をオーバーライドします。 注: 実行時に新しいターゲットを作成し、[Blobコンテナのオーバーライド]プロパティを選択すると、接続で指定したコンテナにSecure Agentが空のヘッダーファイルを生成します。 |
Blobの最初の行のヘッダー | ターゲットファイルにヘッダーを作成します。このオプションが選択されていない場合、ヘッダーはターゲットファイルに作成されません。 |
新たに作成されたBlobを圧縮 | Trueに設定すると、新しく作成されたBlobは圧縮されます。 |
書き込みストラテジ | 追加Blobを選択すると、ブロックをBlobに追加します。 |
BLOBのタイプ | ブロックBlobまたは追加Blobにデータを書き込みます。 |
成功ファイルディレクトリ | なし |
エラーファイルのディレクトリ | なし |
ターゲットの指定
マッピングの結果は、既存のターゲットに保存することも、新たにターゲットを作成して保存することもできます。ターゲットを作成することを選択した場合、エージェントはタスクの実行時にターゲットを作成します。
ターゲットのプロパティを指定するには、次の手順に従います。
1. マッピングでターゲットトランスフォーメーションを選択します。
2. [受信フィールド] タブで、ターゲットに含めるフィールドを指定するフィールドルールを設定します。
3. ターゲットを指定するには、 [ターゲット] タブをクリックします。
4. ターゲット接続を選択します。
5. ターゲットタイプに、 [単一オブジェクト] または [パラメータ]を選択します。
6. ターゲットオブジェクトまたはパラメータを指定します。
- - 実行時にターゲットファイルを作成するには、拡張子を含めてターゲットファイルの名前を入力します。例えば、 Accounts.csvのようにします。
- - ファイル名にタイムスタンプを含める場合は、 [特殊文字の処理] をクリックして、特殊文字をファイル名に追加します。例えば、すべてのタイムスタンプ情報を含める場合は、 Accounts_%d%m%y%T.csvのように指定します。
7. ファイルの形式オプションを設定する場合は、 [形式オプション] をクリックし、 [OK]をクリックします。
8. [選択] をクリックし、ターゲットオブジェクトを選択します。実行時に既存のターゲットオブジェクトを選択するか、新しいターゲットオブジェクトを作成して、オブジェクト名を指定することができます。 
9. 必要に応じて、ターゲットの詳細プロパティを指定します。
ターゲットのタイムスタンプ
実行時にターゲットを作成する場合、タイムスタンプ情報をファイル名に追加して、ファイルがいつ作成されたのかを示すことができます。
ターゲットファイルのファイル名を指定する場合は、Linux STRFTIME 関数の形式に基づいて、 マッピング タスクがタイムスタンプ情報をファイル名に追加するときに使用する特殊文字を含めます。タイムスタンプは、組織のタイムゾーンに基づいています。
以下の表に、マッチングまたはマッピング設定タスクで使用する可能性のある一般的な STRFTIME 関数の マッピング 示します。
特殊文字 | 説明 |
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%d | 2桁の10進数で表される日(01~31)。 |
%m | 2桁の10進数で表される月(01~12)。 |
%y | 2桁の10進数で表される、世紀を含まない年(00~99)。 |
%Y | 世紀を含む年(2015など)。 |
%T | 24時間表記の時刻(%H:%:M:%Sに相当)。 |
%H | 24時間表記の時間(00~24)。 |
%l | 12時間表記の時間(01~12)。 |
%M | 10進数で表される分(00~59)。 |
%S | 10進数で表される秒(00~60)。 |
%p | AMまたはPM。 |