Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2コネクタ > Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2コネクタを使用したマッピングとマッピングタスク > マッピングでのMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2ターゲット
  

マッピングでのMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2ターゲット

マッピングでは、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2オブジェクトをターゲットとして使用できます。
Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2ターゲットオブジェクトを使用する場合は、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2接続をターゲットとして選択できます。マッピングウィザードの[ターゲット]ページで、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2ターゲットプロパティを設定できます。Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1にデータを書き込む場合は、[ターゲットの作成]フィールドを使用して、実行時にターゲットを作成できます。ソースに基づいて新しいターゲットを作成する場合は、フィールドマッピングからすべてのバイナリフィールドを削除する必要があります。
以下の表に、ターゲットトランスフォーメーションで設定できるMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2ターゲットプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続
ターゲット接続の名前。
ターゲットタイプ
[単一オブジェクト]を選択します。
オブジェクト
ターゲットオブジェクトの名前。
形式オプション
[形式オプション]ダイアログボックスを開き、ファイルの形式を定義します。
次の形式オプションを設定します。
  • - 区切り文字: 区切り文字。区切り文字にはカンマを使用します。
  • - テキスト修飾子: テキストを修飾する文字。単一引用符、二重引用符などのパラメータを設定できます。
  • - エスケープ: エスケープ文字。
注: [テーブルの作成]を選択した場合、形式オプションは無視されます。
ターゲットの作成
ターゲットを作成します。ターゲットオブジェクトの名前とパスを入力して、使用するソースフィールドを選択します。デフォルトでは、すべてのソースフィールドが使用されます。
日付データ型の場合は、[フィールドマッピング]タブの[タイプの編集]を使用して、精度を29に、スケールを0に変更します。日付データ型の精度とスケールの値を変更しないと、タスクが失敗する可能性があります。
操作
ターゲット操作。
以下の表に、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1 V2の詳細ターゲットプロパティを示します。
詳細ターゲットプロパティ
説明
ディレクトリパスのオーバーライド
データの書き込みに使用するMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen1ディレクトリ。デフォルトはルートディレクトリです。
ディレクトリが存在しない場合には、Secure Agentによって作成されます。実行時に指定されたディレクトリパスで、接続の作成時に指定されたパスが上書きされます。
ファイル名上書き
ターゲットオブジェクト。データの書き込み元のファイルを選択します。
実行時に指定したファイルによって、オブジェクトに指定したファイルが上書きされます。
新たに作成されたファイルの圧縮
Trueに設定すると、新たに作成されたファイルをgzip形式で圧縮します。フラットファイルにのみ適用されます。
ファイルが存在する場合
Microsoft Azure Data Lake Storage Gen1にファイルが存在する場合は、既存のファイルを上書きするか、追加するかを選択できます。現在のタスクを失敗させることもできます。
ヘッダーの生成
ヘッダー行の書き込み動作を指定します。パラメータを次のように設定できます。
  • - 有効: ヘッダー行を書き込みます。
  • - 無効: ヘッダー行を書き込みません。
注: メタデータのインポート中に、ターゲットファイルにヘッダー行が必要です。
分散カラム
該当せず
成功ファイルディレクトリ
該当せず
エラーファイルのディレクトリ
なし

ターゲットの指定

既存のターゲットを使用するか、ターゲットを作成して、マッピングの結果を格納するためにことができます。ターゲットを作成することを選択した場合、エージェントはタスクの実行時にターゲットを作成します。
ターゲットのプロパティを指定するには、次の手順に従います。
    1. マッピングでターゲットトランスフォーメーションを選択します。
    2. [受信フィールド]タブで、ターゲットに含めるフィールドを指定するフィールドルールを設定します。
    3. ターゲットを指定するには、[ターゲット]タブをクリックします。
    4. ターゲット接続を選択します。
    5. ターゲットタイプとして[単一オブジェクト]または[パラメータ]を選択します。
    6. ターゲットオブジェクトまたはパラメータを指定します。
    7. ファイルの形式オプションを設定する場合は、[形式オプション]をクリックし、[OK]をクリックします。
    8. [選択]をクリックしてターゲットオブジェクトを選択します。既存のターゲットオブジェクトを選択するか、実行時に新しいターゲットオブジェクトを作成し、オブジェクト名を指定することができます。
    9. 必要に応じて、ターゲットの詳細プロパティを指定します。

ターゲットのタイムスタンプ

実行時にターゲットを作成する場合、タイムスタンプ情報をファイル名に追加して、ファイルがいつ作成されたのかを示すことができます。
ターゲットファイルのファイル名を指定する場合は、Linux STRFTIME関数は、mappingタスクでファイル名にタイムスタンプ情報を含めるために使用される形式です。タイムスタンプは、組織のタイムゾーンに基づいています。
次の表に、マッピングまたはmappingタスクで使用される一般的なSTRFTIME関数の形式を示します。
特殊文字
説明
%d
2桁の10進数で表される日(01~31)。
%m
2桁の10進数で表される月(01~12)。
%y
2桁の10進数で表される、世紀を含まない年(00~99)。
%Y
世紀を含む年(2015など)。
%T
24時間表記の時刻(%H:%:M:%Sに相当)。
%H
24時間表記の時間(00~24)。
%l
12時間表記の時間(01~12)。
%M
10進数で表される分(00~59)。
%S
10進数で表される秒(00~60)。
%p
AMまたはPM。