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プッシュダウンの最適化概要

Microsoft Azure SQL Data Warehouseにトランスフォーメーションロジックをプッシュするためにプッシュダウンの最適化を使用できます。データベースリソースを使用してタスクのパフォーマンスを向上させるには、プッシュダウンの最適化を使用します。プッシュダウンの最適化用に設定されたタスクを実行すると、トランスフォーメーションロジックがPolyBaseクエリまたはSQLクエリに変換されます。タスクでクエリがデータベースに送信され、データベースでクエリが実行されます。
以下に記載されたシナリオにおいて、マッピングで次の接続を使用することで、完全なプッシュダウンの最適化を設定できます。
接続タイプ
サポートされているプッシュダウンのシナリオ1
Microsoft Azure SQL Data Warehouse V3接続
Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2接続を使用してMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen 2からデータを読み取り、Microsoft Azure SQL Data Warehouse V3接続を使用してMicrosoft Azure SQL Data Warehouseにデータを書き込むマッピングのプッシュダウンを設定できます。
ODBC接続
ODBC接続を使用してMicrosoft Azure SQL Data Warehouseに対してデータの読み取りと書き込みを行うマッピングのプッシュダウンを設定できます。ソースからターゲットへのデータの読み取り時に、ODBC接続はデータベースコマンドを使用します。
1エラスティックマッピングに基づいたマッピングタスクに対してプッシュダウンの最適化は設定できません。