Microsoft Azure Synapse SQLコネクタの概要

Microsoft Azure Synapse SQLコネクタを使用して、Microsoft Azure Synapse SQLに対してデータの読み取りまたは書き込みを実行できます。

Microsoft Azure Synapse SQLコネクタを使用する際は、Microsoft Azure Synapse SQL接続を作成し、データ統合のマッピングやタスクで接続を使用できます。Microsoft SQL ServerまたはAzure Active Directory認証を使用して、Microsoft Azure Synapse SQLに接続できます。

マッピングでは、外部テーブルをMicrosoft Azure Synapse SQLソースとして使用できます。Microsoft Azure Synapse SQLの大文字と小文字が区別されるデータベースに対してデータの読み取りまたは書き込みを実行することもできます。仮想ネットワーク（VNet）にあるMicrosoft Azure Synapse SQLエンドポイントに対してデータの読み取りまたは書き込みを実行するためのマッピングとマッピングタスクを作成できます。

マッピングを詳細モードに切り替えて、高度な機能を実現するトランスフォーメーションや関数を含めることができます。詳細モードのマッピングは、Microsoft Azure、ローカルクラスタ、またはセルフサービスクラスタでホストされている詳細クラスタで実行することができます。

Microsoft Azure Synapse SQLコネクタは、大規模なデータセット用に最適化されており、ODBCやJDBCなどの従来のデータ統合方法よりも優れたパフォーマンスを発揮できます。Microsoft Azure Synapse SQLに対してデータの書き込みを行うと、コネクタはデータファイルをMicrosoft Azure Storageにステージングし、Microsoft PolybaseでT-SQLコマンドを使用して、リレーショナルデータと非リレーショナルデータを並行して抽出またはロードできます。

Microsoft Azure Synapse SQLからデータを読み取るときに、サーバーレスSQLプールに接続できます。