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Microsoft SQL Serverへの接続

Microsoft SQL Serverデータベースに接続するようにMicrosoft SQL Server接続のプロパティを設定してみましょう。

始める前に

開始する前に、認証方法と接続先のSQL Server DBのタイプに基づいて、SQL Server DBアカウントから情報を取得する必要があります。
認証の前提条件の詳細については、認証の準備を参照してください。

接続の詳細

以下の表に、Microsoft SQL Server接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
接続タイプ。
リストからSQL Serverを選択します。
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agent、Hosted Agent、またはサーバーレスランタイム環境を指定します。
SQL Serverのバージョン
Microsoft SQL Serverデータベースのバージョン。

認証タイプ

次のいずれかの認証モードを設定して、Microsoft SQL Serverデータベースに接続できます。
必要な認証タイプを選択し、認証固有のパラメータを設定します。
デフォルト値は、 SQL Server認証です。

詳細設定

次の表に、詳細接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
暗号化方法
Secure Agentが、ドライバとデータベースサーバーとの間で送信されるデータの暗号化に使用する方法。暗号化方法を使用して、Microsoft Azure SQL Databaseに接続できます。
デフォルトは[なし]です。
暗号プロトコルバージョン
SSL暗号化を有効化する際に使用する暗号プロトコル。
サーバー証明書の検証
Trueに設定すると、Secure Agentが、データベースサーバーによって送信された証明書を検証します。
HostNameInCertificateパラメータを指定すると、Secure Agentは証明書内のホスト名も検証します。
Falseに設定すると、Secure Agentは、データベースサーバーによって送信された証明書を検証しません。
トラストストア
トラストストアファイルの場所と名前。トラストストアファイルには、ドライバがSSLサーバー認証に使用する認証局(CA)の一覧が含まれています。
サーバーレスランタイム環境の場合、サーバーレスエージェントディレクトリで次の証明書パスを指定します。
/home/cldagnt/SystemAgent/serverless/configurations/ssl_store/<TrustStore_filename>
トラストストアのパスワード
トラストストアファイルの内容にアクセスするためのパスワード。
証明書内のホスト名
セキュアデータベースをホストするマシンのホスト名。ホスト名を指定すると、Secure Agentでは接続に含まれるホスト名をSSL証明書内のホスト名と照らし合わせて検証します。
メタデータの詳細接続プロパティ
JDBCドライバがメタデータを取得するための追加プロパティ。
プロパティは次の形式で入力します:
<パラメータ名>=<パラメータ値>
複数のプロパティを入力する場合は、それぞれのキーと値のペアをセミコロンで区切ります。
例えば、接続をテストするときに接続タイムアウトを設定するには、次のプロパティを入力します:
LoginTimeout=<value_in_seconds>
注: デフォルトの接続のタイムアウトは270秒です。
ランタイムの詳細接続プロパティ
ODBCドライバがランタイムに必要とする追加プロパティ。
複数のプロパティを指定する場合は、キーと値のペアをそれぞれセミコロンで区切ります。

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