マッピングのMicrosoft SQL Serverソース

Microsoft SQL Serverデータベースからデータを読み取るには、マッピングのソーストランスフォーメーションとしてMicrosoft SQL Serverオブジェクトを設定します。Mapping Designerのソーストランスフォーメーションを設定してマッピングタスクのパフォーマンスを最適化する場合は、パーティション化を有効にします。ソースまたは完全なSQL ELTの最適化を使用すると、Microsoft SQL serverからデータの読み取りを行うことができます。

プロパティ	説明
接続	ソース接続の名前。既存の接続を選択するか、新しい接続を作成します。または、ソース接続プロパティのパラメータ値を定義することもできます。実行時にソース接続プロパティを上書きする場合は、［実行時にパラメータのオーバーライドを許可する］オプションを選択します。詳細セッションプロパティで、パラメータファイルのディレクトリと名前を指定します。
ソースタイプ	利用可能なMicrosoft SQL Serverソースオブジェクトのタイプ。ソースタイプには、次のいずれかを選択できます。 - シングル - 複数 - クエリ - パラメータ
Parameter(パラメータ)	タスクを編集せずに更新する値を定義するパラメータファイル。ソースオブジェクトの既存のパラメータを選択するか、［新しいパラメータ］をクリックしてソースオブジェクトの新しいパラメータを定義します。パラメータをソースタイプとして選択する場合にのみ、［パラメータ］プロパティが表示されます。実行時にパラメータをオーバーライドする場合は、［実行時にパラメータのオーバーライドを許可する］オプションを選択します。タスクの実行時に、Secure Agentは詳細セッションプロパティで指定されているファイルのパラメータを使用します。
オブジェクト	Microsoft SQL Serverソースオブジェクトの名前。
フィルタ	簡易フィルタまたは詳細フィルタを設定し、ソースの行を削除します。データフローの初期段階でフィルタリングを行うことによって効率を上げることができます。簡易フィルタには、フィールド名、演算子、値が含まれます。詳細フィルタを使用するとより複合フィルタ条件を定義できます。例えば、AND論理演算子またはOR論理演算子を使用して、複数の条件を組み込むことができます。パーティション化を設定する場合は、複数のフィルタ条件を括弧()で区切ります。
ソート	使用するフィールドとソートのタイプを選択します。パラメータ化されたソースのデータをソートするには、ソートオプションにパラメータを使用する必要があります。
重複しない行の選択	重複しない行のみを抽出するには、このオプションを選択します。

プロパティ	説明
トレースレベル	このトランスフォーメーションのログに表示される情報の詳細度。［簡易］、［通常］、［詳細 - 初期化］、［詳細 - データ］から選択できます。デフォルトは［通常］です。
Pre SQL	ソースからデータを読み取る前に実行する必要があるPre-SQLコマンド。
Post SQL	ソースからデータを読み取った後に実行する必要があるPost-SQLコマンド。
SQLオーバーライド	指定されたソースタイプから生成されたデフォルトのクエリをオーバーライドして、Microsoft SQL Serverソースからデータを読み取るSQL文。クエリで指定したカラムの数、カラムの順序、およびデータ型がMicrosoft SQL Serverソースオブジェクトと一致していることを確認する必要があります。
出力は確定的	セッションの実行間で入力データが同じ場合に、リレーショナルソースまたはトランスフォーメーション出力が変化しないケースで選択します。このプロパティを設定するときに、パイプラインのトランスフォーメーションが常に再現可能なデータを生成する場合は、Secure Agentはリカバリのためにソースデータをステージングしません。
出力は再現可能	セッションの実行間で入力データの順序が同じ場合に、リレーショナルソースまたはトランスフォーメーション出力の順序が変わらないケースで選択します。出力が決定的で繰り返し可能な場合、Secure Agentはリカバリのためにソースデータをステージングしません。