認証の準備
Salesforceにアクセスするための標準認証タイプとOAuth接続タイプを設定できます。OAuth認証を使用して、Salesforceへのより安全な接続を検討してください。
接続プロパティを設定する前に、使用する認証のタイプに基づいて認証の詳細を用意しておく必要があります。
標準
標準接続を使用するには、Salesforceアカウントのユーザー名、パスワード、およびサービスURLが必要です。また、Salesforceに接続するにはSalesforceセキュリティトークンが必要です。セキュリティトークンを使用しない場合は、Salesforceアカウントの信頼できるIP範囲にデータ統合のIPアドレスを追加する必要があります。
Secure Agentとサービスで使用されるIPアドレス範囲のリストの詳細については、「
POD Availability and Networking」を参照してください。SalesforceアカウントでのIPアドレスの設定については、Salesforceのマニュアルを参照してください。
OAuth
OAuth 2.0プロトコルを使用してSalesforce API経由でSalesforceにアクセスするOAuth接続を作成します。OAuthは、セキュアなAPI承認に使用できる標準プロトコルです。
OAuth接続を作成するには、OAuth更新トークンが必要です。Informaticaは、OAuth更新トークンを生成するためのSFDC OAuth 2.0ツールを提供しています。
また、OAuth更新トークンを生成するには、Snowflakeアカウントのコンシューマキーとコンシューマシークレットが必要です。
- 1Informatica MarketplaceからSFDC OAuthツールをダウンロードします。
- 2OAuth.zipファイルを展開します。
- 3oauth\confフォルダに移動してserver.xmlファイルを開き、mystore.jksファイルのパスをシステム上のパスに更新します。保存してから、ファイルを閉じます。
- 4\oauth\binに移動して、コマンドcatalina.bat startを実行します。
- 5ブラウザでhttp://localhost:8090/salesforceを開きます。
- 6Salesforceのユーザー名とパスワードを入力してログインします。
- 7クライアントIDとクライアントシークレットを入力し、[送信]をクリックします。
クライアントIDはSalesforceのコンシューマキーで、クライアントシークレットはSalesforceのコンシューマシークレットです。
OAuth更新トークンが生成されます。