同期タスクのSalesforceターゲット
同期タスクでは、ターゲットとして単一のオブジェクトを使用できます。
使用できるターゲット接続は、タスクで選択したタスク操作によって異なります。
次の表に、Salesforceターゲットのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
接続 | ターゲット接続の名前。 |
ターゲットオブジェクト | ターゲットオブジェクトの名前。 |
ラベルの代わりに技術名を表示 | ビジネス名の代わりに技術名を表示します。 |
ターゲットフィールドをアルファベット順に表示 | ターゲットフィールドを、ターゲットシステムによって返される順序ではなく、アルファベット順に表示します。 |
Salesforceターゲットのルールおよびガイドライン
Salesforceターゲットについては、次のルールおよびガイドラインを考慮します。
- •ソースでは、Salesforceターゲットオブジェクトの必須フィールドに、NULL以外の値を提供する必要があります。
- •フィールドマッピングで関連オブジェクトを使用する場合は、関連オブジェクトごとに外部IDを指定する必要があります。
- • フィールドのデータ型に指定した最大精度とスケールをデータで最大限に使用すると、タスクでは、Salesforceターゲットフィールドで数値データの最下位桁が落ちることがあります。
例えば、データ型がDecimal (14, 4)のSalesforceフィールドに65656565656565.6969を挿入しようとすると、タスクではその代わりに65,656,565,656,565.6950が挿入されます。データ型がDecimal (18, 0)のSalesforceフィールドに123456789123456789を挿入しようとすると、タスクでは123,456,789,123,456,784が挿入されます。
- • フィールドのデータ型に指定した最大精度とスケールをデータで最大限に使用すると、タスクではデータが予期せずに丸められてSalesforceターゲットフィールドに挿入されることがあります。
例えば、データ型がDecimal (18, 0)のSalesforceフィールドに555555555565.8855を挿入しようとすると、タスクではその代わりに555555555566が挿入されます。ただし、Salesforceにそのデータを手動で入力すると、Salesforceではデータが555555555565に丸められます。データ型がDecimal (14, 4)のSalesforceフィールドに12345678923456.3399を挿入しようとすると、タスクではその代わりに12,345,678,923,456.3400が挿入されます。
- •OracleソースをSalesforceターゲットとともに使用する場合、ソースにNumberデータ型のフィールドが含まれている場合は、フィールドのタイプをNumericに変更します。Numberデータ型のフィールドの値はSalesforceでは正しくロードされません。同期タスクウィザードの[フィールドマッピング]ページでタイプを変更できます。あるいはNumberデータ型のフィールドが多数ある場合は、Secure Agentのoracle.use.varchar.for.numberカスタムプロパティを追加できます。