詳細Salesforceオプション
Salesforceオブジェクトの詳細オプションを表示および設定できます。
Salesforceオブジェクトについて、次の詳細オプションを設定します。
- ルールとトリガの無効化
タスクを実行する前に、ターゲットのSalesforceのルールとトリガをすべて無効にできます。ターゲットデータのロード速度を向上させるには、ルールとトリガを無効にします。
Salesforceターゲットには、Salesforceオブジェクト用に設定されたトリガ、検証ルール、ワークフロールールが含まれる場合があります。マスキングルールを適用した後でタスクを実行すると、マスクされたデータがターゲットで定義されたルールまたはトリガを満たさない場合があります。このタスクでは、レコードをターゲットに挿入できず、行がエラーになります。このようなエラーが発生しないようにするには、ターゲットのSalesforceのルールとトリガをすべて無効にしてからタスクを実行します。タスクが完了すると、タスクにより、すべてのSalesforceのトリガおよびルールが前の状態にリストアされます。
Salesforce Managed Packageにルールとトリガが含まれる場合、マスキングタスクでルールとトリガを無効にすることはできません。
- Bulk APIの使用
- Salesforce Bulk APIを使用して、大量のデータを含むバッチファイルをSalesforceターゲットにロードします。デフォルトでは、アプリケーションでSalesforce標準APIが使用されます。Salesforce標準APIの場合、データの各バッチには最大200行を含めることができます。Salesforce Bulk APIでは、データの各バッチに最大10000行を含めることができます。このオプションを選択すると、アプリケーションによりSalesforce Bulk APIジョブが監視されます。
- プライマリキーチャンクの有効化
- 大きなテーブルからデータを抽出するときは、プライマリキーチャンクを有効にしてパフォーマンスを向上させます。接続のAPIバージョンが32.0以降である場合は、プライマリキーチャンクを使用します。Bulk APIを使用してデータをSalesforceから抽出するときに、プライマリキーチャンクを有効にすることができます。デフォルトでは、Bulk APIではプライマリキーチャンクは使用されません。Salesforceでは、1回の一括クエリでクエリできるデータのサイズが15 GBに制限されています。Salesforceでは1つのクエリを15回再試行でき、その後、そのクエリはキャンセルされます。
プライマリキーチャンクを有効にすると、Bulk APIではレコードIDに基づいてデータセットが複数のチャンクに分割され、チャンクごとに抽出クエリが作成されます。すべての抽出クエリが完了すると、Bulk APIによってデータが組み合わせられます。
- プライマリキーチャンクサイズの有効化
チャンクのレコードの数。[プライマリキーチャンクの有効化]を選択した場合のみ適用できます。
チャンクサイズを指定できます。デフォルトは100,000です。最大値は250,000です。