一括ジョブのトラブルシューティング
Salesforce Bulk API 2.0を使用してデータを読み書きすると、Salesforce Bulk APIを使用してデータを読み書きする場合よりもパフォーマンスが低下することがあります。
Salesforce Bulk API 2.0の動作については、Salesforceのマニュアルを参照してください。
Salesforceセッションのタイムアウトにより一括ジョブに未完了のバッチがある
一括モードでタスクを実行し、Salesforceのセッションがタイムアウトした場合、ジョブに未完了のバッチが生じる場合があります。
この問題を解決するには、未完了のバッチの再実行を有効にし、バッチ処理時間を制限します。
未完了のバッチの再実行を有効にするには、次の手順を実行します。
- 1Informatica Cloudにログインし、Administratorサービスを選択します。
- 2[ランタイム環境]をクリックします。
- 3タスクの実行に使用したSecure Agentが含まれるランタイム環境を選択します。
- 4[編集]をクリックします。
- 5[システム構成の詳細]で、次のフィールドを設定します。
- - サービス: データ統合サーバー
- - タイプ: DTM
DTMサービスのリストが表示されます。
- 6いずれかのJVMオプションの[Agent設定の編集]をクリックします。たとえば、JVMOption1などです。
- 7JVMオプションの値を-DSFDCDisableBatchRetry=falseに設定します。
- - True - ジョブの未完了のバッチは再試行されません。
- - False - ジョブの未完了のバッチは標準回数まで再試行されます。標準回数は、一括クエリの場合は15、一括アップロードの場合は10です。
- 8[保存]をクリックします。
変更を保存すると、Secure Agentが自動的に再起動します。