SAP ADSO Writerコネクタ > SAP ADSO Writer接続 > SAP ADSO Writer接続のプロパティ
  

SAP ADSO Writer接続のプロパティ

[SAP ADSO Writer]接続のセットアップ時に、接続プロパティを設定します。
次の表に、SAP ADSO Writerの接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
SAP ADSO Writer
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agentまたはサーバーレスランタイム環境を選択します。
SAPサーバー接続タイプ
使用するSAPサーバー接続タイプ。
次のオプションから選択します。
  • - アプリケーションサーバー接続。SAPユーザー名とパスワードを使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します。
  • - アプリケーションサーバーSNC接続。次のセキュアなネットワーク接続を使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します:
    • - X.509証明書を使用。SAPユーザー名やパスワードを明示的に指定する必要はありません。X.509証明書ファイルのパスを指定する必要があります。
    • - X.509証明書なし。SAPユーザー名を指定する必要があります。
  • - 負荷分散サーバー接続。実行時の負荷が最小であるSAPアプリケーションサーバーに接続します。
  • - 負荷分散サーバーSNC接続。実行時の負荷が最小であるSNCを使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します。
注: SNC接続を使用する前に、SAPサーバーとSecure Agentが実行されているマシンでSNCが設定されていることを確認する必要があります。
次の表に、接続タイプとして[アプリケーションサーバー接続]を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPアプリケーションサーバー
SAPアプリケーションサーバーのホスト名。
SAPシステム番号
接続するSAPサーバーのシステム番号。
SAPユーザー名
適切なユーザー権限が付与されたSAPユーザー名。
SAPパスワード
SAPパスワード。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1";
jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にあるtomcat.outファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして[負荷分散サーバー接続]を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPメッセージサーバー
SAPメッセージサーバーのIPアドレスまたはホスト名。
SAPシステムID
SAPメッセージサーバーのシステムID。
SAPグループ
ログイングループ名(例: PUBLIC)。
SAPユーザー名
適切なユーザー権限が付与されたSAPユーザー名。
SAPパスワード
SAPパスワード。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1";
jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にあるtomcat.outファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして[アプリケーションサーバーSNC接続]を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPアプリケーションサーバー
SAPアプリケーションサーバーのホスト名。
SAPシステム番号
接続するSAPサーバーのシステム番号。
SNCマイネーム
オプション。Informaticaクライアントのパーソナルセキュリティ環境(PSE)または証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNCパートナー名
InformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNC保護品質(QoP)
SAP PSEまたは証明書名を指定します。
以下のオプションから選択できます。
  • - 1 - 認証のみを適用。
  • - 2 - 整合性保護(認証)を適用。
  • - 3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用。
  • - 8 - デフォルトの保護を適用。
  • - 9 - 最大限の保護を適用。
デフォルトは、[3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用]です。
SAP暗号ライブラリパス
暗号ライブラリへのパス。
Windowsの場合はsapcrypto.dllを、Linuxの場合はlibsapcrypto.soを指定します。
X509証明書を使用
保護の品質を指定します。X509証明書ベースのSNC接続を使用することを選択します。
X509証明書のパスまたはSAPユーザー名
X509証明書ファイルへのパス。
X509証明書を使用することを選択した場合は、.crtという拡張子を持つX509証明書ファイルへのパスを指定します。SAPユーザー名やパスワードを指定する必要はありません。
X509証明書を使用しない場合は、SAPサーバーでSNCが設定されているSAPユーザー名を指定します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1";
jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にあるtomcat.outファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして[負荷分散サーバーSNC接続]を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPメッセージサーバー
SAPメッセージサーバーのIPアドレスまたはホスト名。
SAPシステムID
SAPメッセージサーバーのシステムID。
SAPグループ
ログイングループ名(例: PUBLIC)。
SNCマイネーム
オプション。Secure Agentマシンで生成されたInformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNCパートナー名
SAPサーバーで生成されたInformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNC保護品質(QoP)
SAP PSEまたは証明書名を指定します。
以下のオプションから選択できます。
  • - 1 - 認証のみを適用。
  • - 2 - 整合性保護(認証)を適用。
  • - 3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用。
  • - 8 - デフォルトの保護を適用。
  • - 9 - 最大限の保護を適用。
デフォルトは、[3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用]です。
SAP暗号ライブラリパス
暗号ライブラリへのパス。
Windowsの場合はsapcrypto.dllを、Linuxの場合はlibsapcrypto.soを指定します。
X509証明書を使用
保護の品質を指定します。X509証明書ベースのSNC接続を使用することを選択します。
X509証明書のパスまたはSAPユーザー名
X509証明書ファイルへのパス。
X509証明書を使用することを選択した場合は、.crtという拡張子を持つX509証明書ファイルへのパスを指定します。SAPユーザー名やパスワードを指定する必要はありません。
X509証明書を使用しない場合は、SAPサーバーでSNCが設定されているSAPユーザー名を指定します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1";
jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にあるtomcat.outファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out