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キーペア認証を使用したサーバーレスランタイム環境の使用

AWSまたはAzureでホストされているサーバーレスランタイム環境を使用して、キーペア認証を使用してSnowflakeに接続できます。
サーバーレスランタイム環境を使用してSnowflake接続を設定する前に、次のタスクを実行します。
AWSアカウントまたはAzureアカウントのAmazon S3バケットあるいはAzureコンテナにプライベートキーファイルのパスとファイル名を追加します
サーバーレスランタイム環境でSnowflake接続を設定するには、次の手順を実行します。
  1. 1AWSまたはAzureのサーバーレスエージェント設定用に次の構造を作成します: <補足ファイルの場所>/serverless_agent_config
  2. 2AWSアカウントまたはAzureアカウントの次の場所にあるAmazon S3バケットあるいはAzureコンテナに、プライベートキーファイル名を含むプライベートキーファイルへのパスを追加します: <補足ファイルの場所>/serverless_agent_config/SSL
.ymlサーバーレス構成ファイルを設定する
サーバーレスランタイム環境で.ymlサーバーレス構成ファイルを設定し、プライベートキーファイルのパスとファイル名のエントリをサーバーレスエージェントディレクトリにコピーするには、次のステップを実行します。
  1. 1次のコードスニペットをテキストエディタにコピーします。
  2. version: 1
    agent:
    agentAutoApply:
    general:
    sslStore:
    - fileCopy:
    sourcePath: SSL/<Private key file name>
    ここで、ソースパスは、AWSまたはAzureのプライベートキーファイルのディレクトリパスです。
  3. 2構文とインデントが有効であることを確認してから、ファイルをserverlessUserAgentConfig.ymlとして次のAWSまたはAzureの場所に保存します: <補足ファイルの場所>/serverless_agent_config
  4. .ymlファイルの実行時に、プライベートキーファイルがAWSまたはAzureの場所からサーバーレスエージェントディレクトリにコピーされます。
Snowflakeに接続するための接続プロパティの設定
Snowflake Data Cloud接続の[プライベートキーファイル]フィールドに、プライベートキーファイル名を含むプライベートキーファイルへのパスを指定します。
例: /home/cldagnt/SystemAgent/serverless/configurations/ssl_store/<プライベートキーファイル名>
サーバーレス環境の設定および使用方法の詳細については、「Serverless runtime environment setup」を参照してください。