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キー範囲パーティション化

マッピングを使用して、Snowflakeソースからデータを読み取る場合、キー範囲パーティション化を設定できます。パーティションタイプによって、エージェントがパーティションポイントのパーティション間でデータを分散する方法を制御します。パーティション化は、詳細モードのマッピングには適用されません。
パーティション化は、実行時のマッピングパフォーマンスを最適化します。キー範囲パーティション化により設定されたマッピングを実行するには、このエージェントはパーティションキーとして定義したフィールドに基づいてソースデータ行を分散します。エージェントは、フィールド値を各パーティションの範囲値と比較して、適切なパーティションに行を送信します。
[新しいキー範囲の追加]をクリックし、エージェントがデータをパーティション化する必要があるときの基準となるパーティションの数とキー範囲を定義します。
次の図は、[パーティション]タブにある、設定されたパーティション範囲の例を示しています。
最小値を示すには、開始範囲に空白値を使用します。最大値を示すには、終了範囲に空白値を使用します。
データ値が均等に分散されているカラムには、キー範囲パーティション化を使用します。そうしないと、パーティションのサイズが等しくなくなる可能性があります。例えば、あるカラムのキー値1から1000の間には10行あり、キー値1001から2000の間には999行があるというようになります。マッピングに複数のソースが含まれる場合は、ソースごとに同じ数のキー範囲を使用します。
カラムのキー範囲パーティション化を定義すると、エージェントはその指定されたパーティション範囲内にある行を読み取ります。例えば、カラムの2つのパーティションを範囲10から20と30から40に対して設定した場合、行20から30は指定したパーティション範囲内にないため、エージェントはこれらの行を読み取りません。
以下のデータ型のフィールドのパーティションキーを設定できます。
キー範囲パーティション化が有効になっているマッピングを実行すると、ソーストランスフォーメーションでフィルタを設定している場合でも、ソースデータをフィルタリングできません。