ジョブの統計の表示
各ジョブの統計を表示して、処理された行数とジョブの状態を確認できます。
ジョブは、次のいずれかの状態になります。
- •成功。Secure Agentが、挿入、更新、および削除操作のすべての行を適用しました。
- •警告。Secure Agentが1つ以上の行を拒否しました。[マイジョブ]ページの[処理された行数]フィールドには、Secure Agentが処理した行の合計数が反映されます。
- •失敗しました。エラーが発生したため、ジョブは完了しませんでした。
次の図は、Snowflake Data Cloudジョブの状態と処理された行数の詳細を示す[マイジョブ]ページを示しています。
処理された行のうち成功した行の数とエラーが発生した行の数を表示するには、特定のインスタンス名を選択して[結果]セクションを表示します。成功した行の数とエラーが発生した行の数を表示できます。
次の図は、Snowflake Data Cloudタスクの詳細を示しています。
セッションログをダウンロードして、出力行数、影響を受けた行、適用された行、および拒否された行の詳細を取得できます。
また、Snowflake Data Cloudの書き込み操作に関するターゲット統計の次のようなシナリオが発生する可能性があります。
- 制約違反
- 挿入、更新、削除操作のシナリオでは、Secure Agentが制約違反のために行を拒否した場合、[ジョブプロパティ]ページに警告が表示されます。ターゲット統計を確認するためにセッションログをダウンロードできます。
- 一致するものが見つかりません
- 更新または削除操作を行って、Secure Agentで一部のレコードに一致するレコードが見からない場合、一致しないレコードの数は[マイジョブ]ページとセッションログには反映されません。例えば、5つの入力行があり、Secure Agentが4つのターゲット行のみを更新した場合、処理された行の数のステータスは5と表示されます。この問題は、Snowflakeが拒否された行に対してエラーメッセージを返さない場合に発生します。
- 非一意の一致
- 更新または削除操作を行って、Secure Agentが非一意の一致によってより多くの行を更新または削除した場合、更新または削除されたレコードの実際の数は、[マイジョブ]ページおよびセッションログには反映されません。例えば、5つの入力レコードがあり、Secure Agentが10個のターゲット行を更新した場合、[マイジョブ]ページには処理された行数として5行のみが表示されます。
- 更新されない成功した行
- [ジョブプロパティ]ページに表示されるターゲットオブジェクトの成功した行数は更新されず、取り込んだ行数が表示されます。例えば、ターゲットに5行のレコードを書き込み、2行のレコードが拒否された場合、成功した行数は5と表示されます。