Google Cloud Storageバケット内のデータファイルへのアクセス
Google Cloud StorageからSnowflakeにデータをロードするには、Google Cloud Storageバケット内のデータファイルへのアクセス権が割り当てられている必要があります。
この操作を行うには、次の手順を実行します。
- 1データの読み取りを行うGoogle Cloud Storageバケットの詳細を含むクラウドストレージ統オブジェクトを作成します。
- 2Snowflakeでクラウドストレージ統合を作成した後に、[追加のJDBC URLパラメータ]接続プロパティでクラウドストレージ統合の名前を指定します。
ストレージ統合の値は大文字と小文字が区別されます。
Snowflake Data Cloud Connectorは、作成したクラウドストレージ統合を使用する一時的な外部ステージを作成します。
Google Cloud Storageのストレージ統合の設定
SnowflakeがGoogle Cloud Storageバケットからデータを読み取れるようにするためのストレージ統合を作成します。
Snowflakeドキュメントを参照して、次の手順を実行できます。
1Snowflakeでクラウドストレージ統合を作成します。
2Snowflakeアカウント用のCloud Storage Serviceアカウントを取得します。
3バケットオブジェクトにアクセスするためのアクセス権をサービスアカウントに付与します。
- aカスタムIAMロールを作成します。
- bカスタムロールをCloud Storage Serviceアカウントに割り当てます。
4 外部ステージを作成するための権限をロールに付与します。
ロールには、スキーマに対するCREATE STAGE特権と、ストレージ統合に対するUSAGE特権が必要です。
例えば、次のようなコマンドを実行して、これらの特権を付与します。
grant create stage on schema public to role myrole;
grant usage on integration gcs_int to role myrole;