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半構造化データ型とトランスフォーメーションデータ型

Snowflakeは、Variantデータ型を使用して、半構造化データを格納および表現します。Variantデータ型には、オブジェクトや配列など、圧縮されていない最大サイズ16 MBまでの他の型の値を格納できます。
Snowflakeソースの配列、オブジェクト、およびバリアントは、Cloudデータ統合のStringデータ型にマッピングされます。ターゲットへの書き込み中に、これらの文字列は、SnowflakeターゲットへのArray、Object、またはVariant列として書き込むことができます。Snowflakeに書き込む文字列は、読み取り操作の後に表示されるものと同じように、シリアル化形式である必要があります。
[実行時に新規作成]オプションを使用してVariantデータ型をソースからSnowflakeターゲットに書き込む場合、データ統合はVariantをVarcharとしてターゲットに書き込みます。ターゲットに書き込む前に、フィールドマッピングを編集して、VarcharをVariantにマッピングできます。完全にパラメータ化されたマッピングでは、ターゲットメタデータをデフォルトのVarcharデータ型からVariantに編集することはできません。
次の表に、Snowflakeから読み取ることができる半構造化データ型と、Cloudデータ統合でこれらがマッピングされる、対応するトランスフォーメーションデータ型を示します。
Snowflakeデータ型
トランスフォーメーションデータ型
説明と範囲
Array
String
16,777,216
Object
String
16,777,216
Variant
String
16,777,216
注: 半構造化データ型の読み取りまたは書き込みのデフォルトサイズは65536バイトに設定されています。サイズの上限を増やすには、次のパラメータを追加し、Snowflake Data Cloud接続プロパティの[追加のJDBC URLパラメータ]フィールドに必要な値を設定します: semiStructuredDTPrecision=<size>