データ型のルールとガイドライン
データの読み取りまたは書き込みを行う場合、特定のデータ型には処理と設定において、いくつかの違いが適用されます。
マッピング
マッピングについてのルールとガイドラインは次のとおりです。
- •16進数形式のBinaryデータ型のデータを読み書きできます。
- •エージェントは、最大浮動小数点値1.7976931348623158e+308を無限として読み書きします。
- •以下の形式を使用して、Datetimeデータ型のフィルタ値を指定できます。
- - YYYY-MM-DD HH24:MI:SS
- - YYYY/MM/DD HH24:MI:SS
- - MM/DD/YYYY HH24:MI:SS
- •Snowflake Cloud Dataルックアップオブジェクトに最大またはデフォルトの精度でStringデータ型のフィールドが含まれており、行のサイズが行の最大サイズを超えていると、タスクは失敗します。
- •データに日付フィールドが含まれていると、書き込み操作のパフォーマンスが低下します。
- •SnowflakeターゲットにRecordデータ型の繰り返しカラムが含まれている場合、CDCソースから変更されたデータをキャプチャするタスクは失敗します。
- •マッピングで動的スキーマを処理する場合、次の更新は適用されません。
- - Timestampデータ型とDateデータ型に対するスキーマの更新。
- - Varcharデータ型の精度の低下を伴うスキーマ更新。
詳細モードのマッピング
詳細モードのマッピングについては、次のルールとガイドラインを考慮してください。
- •Timeデータ型を読み取る場合は、Time型のカラムのSQLオーバーライドでTimeをTimestampにマッピングする必要があります。例として、次のサンプルのSQLオーバーライドクエリを参照してください。
SELECT "C1_DATE", to_timestamp (to_char("C2_TIME_3" , 'HH24:MI:SS.FF'), 'HH24:MI:SS.FF') AS "C2_TIME_3", to_timestamp (to_char("C3_TIME_5" , 'HH24:MI:SS.FF'), 'HH24:MI:SS.FF') AS "C3_TIME_5", to_timestamp (to_char("C4_TIME" , 'HH24:MI:SS.FF'), 'HH24:MI:SS.FF') AS "C4_TIME" FROM "SALES"."SF_DEV"."SRC_DATE_TIME"
- •動的スキーマを処理する場合、次の更新は適用されません。
- - Varcharデータ型の精度の低下を伴うスキーマ更新。
- - Timestampデータ型とDateデータ型に対するスキーマの更新。
- - [変更して変更を適用する]オプションを使用してSnowflakeターゲットに書き込むと、データ統合は、ソーススキーマからTimestampntz、Datetime、Timestamptz、Timestampltz、およびBooleanデータ型に加えられた変更を無視します。