マッピングのステージングパフォーマンスの最適化 データ統合は、デフォルトで、Snowflakeからの読み取りまたはSnowflakeへの書き込みを行う前にデータをステージングするために、一時フォルダにフラットファイルをローカルに作成します。データ統合を設定して、読み取りおよび書き込み操作のステージングパフォーマンスを最適化できます。
ステージングプロパティを設定しない場合、データ統合は最適化された設定なしでステージングを実行しますが、これがタスクのパフォーマンスに影響する場合があります。
ステージングプロパティの設定 読み取り操作および書き込み操作のマッピングパフォーマンスを最適化できます。
最適化する操作に基づいて、エージェントのプロパティで次のステージングプロパティを設定する必要があります。
• 読み取り操作を最適化するには、次のプロパティを設定します: INFA_DTM_RDR_STAGING_ENABLED_CONNECTORS • 書き込み操作を最適化するには、次のプロパティを設定します: INFA_DTM_STAGING_ENABLED_CONNECTORS 次のタスクを実行して、Secure AgentのTomcatプロパティにステージングプロパティを設定します。
1 Administratorで、[ランタイム環境] をクリックします。2 このプロパティを設定するSecure Agentを編集します。3 [システム構成の詳細] セクションで、[データ統合サーバー] に[サービス] を選択し、タイプに[Tomcat] を選択します。4 Tomcatプロパティの値をSnowflake Data Cloud ConnectorのプラグインIDに設定します。プラグインIDは、次のディレクトリのマニフェストファイルにあります: <Secure Agentのインストールディレクトリ>/downloads/<Snowflakeパッケージ>/CCIManifest
次の図に、読み取りおよび書き込み操作用のSecure Agentのプロパティセットを示します。
マッピングを実行すると、プロパティを設定した操作に基づいて、マシンの次のディレクトリにフラットファイルが作成されます。
• 読み取り操作: C:\Windows\Temp\StagingReader\<Source_Name><data_.csv> • 書き込み操作: C:\Windows\Temp\snowflake\stage\<Snowflake_Target.txt> セッションログを確認します。
• 読み取り操作: フラットファイルによるステージングが正常に完了すると、データ統合では次のメッセージがセッションログに記録されます: Staging mode is enabled to read data. • 書き込み操作: フラットファイルによるステージングが正常に完了すると、データ統合では次のメッセージがセッションログに記録されます: The INFA_DTM_STAGING is successfully enabled to use the flat file to create local staging files. ルールおよびガイドライン 読み取り操作に対してステージングプロパティを有効にすると、Snowflakeからストアドプロシージャを呼び出すカスタムクエリを設定できなくなります。クエリを実行してストアドプロシージャを呼び出すと、タスクは失敗します。
書き込み操作に対してステージングプロパティを有効にする場合は、次のガイドラインを考慮してください。