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自動マッピング

自動マッピングは、マッピングの設計時にデータ統合のソースとターゲットを自動的に照合して調整するための推奨事項を提供するCLAIREの機能です。
自動マッピング機能を使用して、Business 360コンソールでデータ統合マッピングの提案を生成できます。
自動マッピングでは、一致するデータフィールドの名前、構造、データ型に基づいて一連のマッピング候補が生成されます。必要に応じてマッピングにトランスフォーメーションを追加することもできます。
自動マッピングを使用すると、従来のマッピング作成方法よりも迅速にデータ統合マッピングを生成することができます。そして、CLAIREがデータ統合マッピングを生成する複雑なタスクを効率的に処理している間に、ユーザーはビジネス要件の優先度の決定に集中することができます。
自動マッピングを使用すると、一致したレコードから学習し、適切なマッピングルールまたはトランスフォーメーションを考慮することでマッピングプロセスを自動化して、さまざまなソースからのデータを結合することができます。自動マッピングは、手動プロセスを自動化することでマッピングの作成に関連する煩雑さを軽減し、手動プロセスに関連したエラーの発生の可能性を軽減します。
自動マッピングは、CLAIREの機能を活用して、マッピングの基礎となる構造とパターンを学習し、ソーステーブルのリレーションを識別します。自動マッピングは、ソースおよびターゲットトランスフォーメーション間で一致するフィールドを識別し、ソースおよびターゲットメタデータ間の論理マッピングを確立して、マッピングの提案を行います。これらの提案を使用することで、さまざまなソースシステムとターゲットシステムに関する事前の知識がなくても、マッピングを作成することができます。
自動マッピングは、SQL ELTモードのマッピングでは使用できません。

自動マッピングの生成

Business 360コンソールで組織または個人ビジネスエンティティからマッピング作成プロセスを開始すると、ソースオブジェクトとターゲットオブジェクトのフィールドがデータ統合で自動的にマッピングされます。
Business 360コンソールで自動マッピングを開始すると、自動的にデータ統合にリダイレクトされます。
    1Business 360コンソールで、[ソースとターゲットの選択]ページの[ソース]タブにある[ソースの追加]をクリックします。
    2 そのオブジェクトとともに、パッケージとソースを選択します。
    複数のオブジェクトを選択することができます。必要に応じて、[検索]フィールドを使用してオブジェクトを検索します。
    3[追加]をクリックします。
    選択したソースとそのオブジェクトが[ソース]タブに表示されます。
    4必要に応じて、ターゲットビジネスエンティティを確認します。
    ターゲットは事前定義されており、設定できないことに注意してください。
    5[マッピングの作成]をクリックします。
    マッピングがマッピングキャンバスに表示されます。マッピングを保存して検証します。
    マッピングを設定して、サポートされている1つ以上のトランスフォーメーションを追加できます。

自動マッピングのトランスフォーメーション

自動マッピングでは次のトランスフォーメーションを設定できます。
トランスフォーメーションの詳細については、「トランスフォーメーション」のヘルプを参照してください。