手順4.ターゲットの設定
次の手順では、マッピングタスクを実行するたびに別のターゲットを選択できるように、ターゲットオブジェクトのパラメータを作成します。
例えば、マッピングタスクを実行するときに、フィルタパラメータで指定した州のデータのみを含むファイルを作成できます。このタスクを実行すると、カリフォルニア州のアカウントをフィルタする場合、カリフォルニア州のアカウントのデータを含むファイルをターゲットとして選択できます。
1マッピングキャンバスで、ターゲットトランスフォーメーションをクリックして選択します。
2ターゲットトランスフォーメーションに名前を付けるには、[プロパティ]パネルで[全般]をクリックし、ターゲットトランスフォーメーション名としてtgt_Accounts_by_Stateと入力します。
3[ターゲット]をクリックし、次のプロパティを構成します。
ターゲットの詳細 | 説明 |
---|
接続 | ターゲットファイルへの接続。 ターゲットオブジェクトをフラットファイルにして、ソースファイルと同じ場所に配置することができます。ソースもフラットファイルであるため、ソースで使用した接続と同じ接続を使用できます。 |
ターゲットタイプ | ターゲットオブジェクトまたはパラメータ。 各状態に個別のファイルを含めることができるように、ターゲットオブジェクトをパラメータ化するには、[パラメータ]を選択します。 |
パラメータ | ターゲットオブジェクトに使用するパラメータ。このフィールドは、ターゲットタイプとして[パラメータ]を選択した場合にのみ表示されます。 [新しいパラメータ]をクリックし、パラメータ名に対してp_StateTargetParameterと入力します。表示ラベルには、Accounts for Stateと入力します。 [OK]をクリックします。 |
次の図は、tgt_Accounts_by_Stateターゲットトランスフォーメーションのプロパティを示しています。
4[フィールドマッピング]および[フィールドマップオプション]をクリックし、[自動]を選択します。ターゲットオブジェクトがパラメータ化されているため、フィールドマッピングは指定できません。タスクを実行するたびに異なるターゲットオブジェクトを選択できるため、ターゲットオブジェクトのフィールドはタスクの実行ごとに異なる可能性があります。
5[保存]をクリックします。これで、マッピングが完成しました。