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データ標準化の推奨事項

組織がメタデータコマンドセンターを使用しており、カタログソースオブジェクトをユーザーが使用している場合、CLAIREによってソースデータの標準化に役立つ式トランスフォーメーションが推奨されることがあります。
CLAIREによって式トランスフォーメーションが推奨されるようにするには、メタデータコマンドセンターでカタログソースに対してプロファイリングジョブを実行する必要があります。次に、カタログソースをマッピングのソースオブジェクトとして選択すると、CLAIREにより、ソースフィールドの属性に基づいて式トランスフォーメーションが推奨されます。
CLAIREは、NULL値を置き換えるため、または日付型の形式を標準化するために、式のトランスフォーメーションを推奨する場合があります。

NULL値の置換

ソース内にNULL値を持つ多数のフィールドをCLAIREが検出した場合、定義された値にNULL値を置き換える式トランスフォーメーションが推奨される場合があります。
カラムフィールドの85%以上にNULLが表示された場合は、CLAIREによってNULL値の置換が推奨されます。推奨事項が利用可能な場合、データ統合では[推奨事項]タブが強調表示されます。[推奨事項]タブを選択して、推奨事項を表示します。
推奨事項のリストで、確認する式の[表示]アイコンをクリックし、プレビュー値を入力します。関連付けられたソースにリンクされたマッピングキャンバスに式トランスフォーメーションが表示されます。
式を使用する場合は、[推奨事項]タブで[承認]アイコンをクリックします。次に、NULLの代わりに使用する値を入力します。マッピングキャンバスで、式トランスフォーメーションをデータフローに接続します。
値を入力しない場合、CLAIREによってデータ型に基づいてNULL値がデフォルト値に置き換えられます。次の表に、CLAIREが使用するデフォルト値を示します。
データ型
デフォルト値
String
default
Integer
Bgint
0
Date
現在のシステム時刻
Decimal
Double
0.0
Binary
0
推奨される式を使用しない場合は、[拒否]をクリックします。データ統合で、推奨される式トランスフォーメーションがマッピングキャンバスから削除されます。

日付型の標準化

CLAIREでソースに複数の日付形式が検出された場合、すべての日付型フィールドを共通の形式に変換する式トランスフォーメーションが推奨されることがあります。
CLAIREによって推奨される日付形式は、カラムフィールドで最も頻繁に使用されている形式です。CLAIREは、カラムフィールドの85%以上で日付形式が使用されることを推奨します。
推奨事項が利用可能な場合、データ統合では[推奨事項]タブが強調表示されます。[推奨事項]タブを選択して、推奨事項を表示します。
推奨事項のリストで、確認する式の[表示]アイコンをクリックします。関連付けられたソースにリンクされたマッピングキャンバスに式トランスフォーメーションが表示されます。
式を使用する場合は、[推奨事項]タブで[承認]アイコンをクリックします。マッピングキャンバスで、式トランスフォーメーションをデータフローに接続します。
推奨される式を使用しない場合は、[拒否]をクリックします。データ統合で、推奨される式トランスフォーメーションがマッピングキャンバスから削除されます。