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データマスキングの推奨事項

組織でメタデータコマンドセンターを使用しており、機密として分類されたカラムを含むカタログソースオブジェクトを選択した場合、CLAIREによって、機密データを非表示にするデータマスキングトランスフォーメーションが推奨されます。
CLAIREがデータマスキングトランスフォーメーションを推奨できるようにするには、メタデータコマンドセンターでデータ分類を作成し、機密レベルを定義します。データ分類には、低、中、または高という機密性があります。中または高の機密性は、カラムに機密情報が含まれていることを意味します。
次に、カタログソースを使用して分類を設定し、データ分類ジョブを実行して、ソース内のデータ要素をデータ分類に関連付けます。
マッピングのソースオブジェクトとしてカタログソースを選択した場合、ソースオブジェクト内の1つ以上のカラムの機密性が中または高であると、CLAIREによってデータマスキングトランスフォーメーションが推奨されます。

データマスキングの推奨事項の表示

機密データを含むソースオブジェクトを使用した場合、CLAIREによってデータマスキングトランスフォーメーションが推奨されます。推奨事項が利用可能な場合、データ統合では[推奨事項]タブが強調表示されます。トランスフォーメーションをプレビューして、推奨事項を受け入れるか却下することができます。
    1推奨事項を表示するには、[推奨事項]パネルを開きます。
    2推奨事項のリストで、確認するデータマスキングトランスフォーメーションを展開します。
    データ統合に、中および高の機密性を持つソースフィールドが一覧表示されます。
    3推奨事項をプレビューするには、マスクするフィールドを選択し、[表示]アイコンをクリックします。
    データマスキングトランスフォーメーションが、カラム名に基づいたデフォルトのマスキングルールとともに、関連付けられたソースにリンクされたマッピングキャンバスに表示されます。また、データ統合では、ソース内の機密性の高いフィールドが強調表示されます。
    推奨事項を受け入れた後に、デフォルトのマスキングルールを変更できます。
    4データマスキングトランスフォーメーションを使用する場合は、マスクするフィールドを選択し、[承認]アイコンをクリックします。
    推奨事項を受け入れると、デフォルトのマスキングルールを編集できるようになります。
    5マッピングキャンバスで、トランスフォーメーションをデータフローに接続します。
    6トランスフォーメーションを使用しない場合は、[拒否]をクリックします。
    データ統合で、推奨されたデータマスキングトランスフォーメーションがマッピングキャンバスから削除されます。