Google Cloud Storage V2
Google Cloud Storage V2接続を作成する際には、接続プロパティを設定します。
次の表に、Google Cloud Storage接続のプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
接続名 | 接続の名前。 各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -, 最大長は255文字です。 |
説明 | 接続の説明。最大長は4000文字です。 |
タイプ | Google Cloud Storage V2接続タイプ。 |
ランタイム環境 | タスクを実行するランタイム環境の名前。 ホステッドエージェントまたはサーバーレスランタイム環境でデータベース取り込みとレプリケーションタスクまたはストリーミング取り込みとレプリケーションタスクを実行することはできません。 |
サービスアカウントID | サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるclient_email値。 |
サービスアカウントキー | サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるprivate_key値。 |
プロジェクトID | サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるproject_id値。 同じサービスアカウントを使用して複数のプロジェクトを作成した場合、接続先のバケットが含まれるプロジェクトのIDを入力します。 |
プライベートキーID | サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるprivate_key_id値。 このプロパティは、データベース取り込みとレプリケーションタスクまたはストリーミング取り込みとレプリケーションタスクにのみ適用されます。 |
クライアントID | サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるclient_id値。 このプロパティは、データベース取り込みとレプリケーションタスクまたはストリーミング取り込みとレプリケーションタスクにのみ適用されます。 |
暗号化済みファイルである | ファイルを暗号化するかどうかを指定します。 Google Cloud Storageから暗号化されたファイルをインポートする場合は、このオプションを選択します。 デフォルトでは選択されていません。 |
バケット名 | 接続するGoogle Cloud Storageのバケット名です。 ソースオブジェクトを選択すると、指定したGoogle Cloud Storageバケットで使用可能なファイルとフォルダがPackage Explorerに一覧表示されます。 バケット名を指定しない場合は、Package Explorerからバケットを選択して、ソースを選択できます。 |
オブジェクトメタデータのインポートの最適化 | バケットで使用可能な他のオブジェクト、フォルダ、またはサブフォルダを解析せずに、選択したオブジェクトのメタデータのインポートを最適化します。 選択したオブジェクトのメタデータを直接インポートすると、バケットで使用可能な各オブジェクトの解析にかかるオーバーヘッドと時間が削減されるため、パフォーマンスが向上します。 デフォルトでは選択されていません。 |
Windowsでのプロキシ設定
組織で送信プロキシサーバーを使用してインターネットに接続する場合、Secure Agentは、そのプロキシサーバーを使用してInformatica Intelligent Cloud Servicesに接続します。
WindowsマシンでSecure Agentのプロキシサーバーを設定するには、Secure Agent Managerを使用するか、Secure AgentのJVMオプションを使用する必要があります。
制約事項: これらの手順は、データ取り込みおよびレプリケーションでは機能しません。
プロキシ設定については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
1[開始] > [すべてのプログラム] > [Informatica Cloud Secure Agent] > [Informatica Cloud Secure Agent]をクリックして、Secure Agent Managerを起動します。
Secure Agent ManagerにSecure Agentのステータスが表示されます。
2[Secure Agent Manager]ページで[プロキシ]をクリックします。
3[プロキシサーバーを使用]をクリックして、プロキシサーバーの設定を入力します。
4次のプロキシサーバーの詳細を設定します。
フィールド | 説明 |
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プロキシホスト | Secure Agentが使用する送信プロキシサーバーのホスト名。 |
プロキシポート | 送信プロキシサーバーのポート番号。 |
ユーザー名 | 送信プロキシサーバーに接続するユーザー名。 |
パスワード | 送信プロキシサーバーに接続するためのパスワード。 |
5[OK]をクリックします。
6Informatica Intelligent Cloud Servicesにログインします。
7[管理]を開いて[ランタイム環境]を選択します。
8プロキシサーバーを設定するSecure Agentを選択します。
9ページの右上隅にある[編集]をクリックします。
10[システム構成の詳細]セクションで、CMI Streaming Agent Serviceの[タイプ]に[エージェント]を選択します。
11プロキシサーバーを使用するには、任意のJVMOptionフィールドに次のパラメータを追加して、それぞれに適切な値を指定します。
パラメータ | 説明 |
---|
-Dproxy.host= | 送信HTTPSプロキシサーバーのホスト名。 |
-Dproxy.port= | 送信HTTPSプロキシサーバーのポート番号。 |
-Dproxy.user= | HTTPSプロキシサーバーのユーザー名。 |
-Dproxy.password= | HTTPSプロキシサーバーのパスワード。 |
注: パラメータと単一引用符で囲まれたパラメータの値を指定する必要があります。
以下に例を示します。
JVMOption1='-Dproxy.host=INPQ8583WI29'
JVMOption2='-Dproxy.port=8081'
JVMOption3='-Dproxy.user=adminuser'
JVMOption4='-Dproxy.password=password'
注: [システム構成の詳細]セクションで設定できるJVMOptionフィールドは5つだけです。残りのパラメータを設定するには、[カスタム構成の詳細]セクションでJVMOptionフィールドを追加する必要があります。[カスタム構成の詳細]セクションで、CMI Streaming Agent Serviceの[タイプ]に[エージェント]を選択し、JVMOptionフィールドを追加して、残りのパラメータとその適切な値を指定します。
12[保存]をクリックします。
Secure Agentが再起動して設定が適用されます。
注: プロキシサーバーを設定した場合でも、セッションログにはプロキシサーバーの詳細は記録されません。
Linuxでのプロキシ設定
組織で送信プロキシサーバーを使用してインターネットに接続する場合、Secure Agentは、そのプロキシサーバー経由でInformatica Intelligent Cloud Servicesに接続します。
Secure Agentに定義されているプロキシサーバーの設定は、コマンドラインから更新できます。LinuxマシンでSecure Agentのプロキシサーバー設定を行うには、 proxy.iniファイルを更新し、Secure AgentのJVMオプションを設定する必要があります。
制約事項: これらの手順は、データベース取り込みとレプリケーションでは機能しません。
プロキシ設定については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
1 次のディレクトリに移動します。
<Secure Agentのインストールディレクトリ>/apps/agentcore/conf
2proxy.iniファイルを更新するには、次のパラメータを追加し、各パラメータに適切な値を指定します。
InfaAgent.ProxyHost=<proxy_server_hostname>
InfaAgent.ProxyPort=<proxy_server_port>
InfaAgent.ProxyUser=<user_name>
InfaAgent.ProxyPassword=<password>
InfaAgent.ProxyPasswordEncrypted=false
以下に例を示します。
InfaAgent.ProxyHost=INW2PF0MT01V
InfaAgent.ProxyPort=808
InfaAgent.ProxyUser=user06
InfaAgent.ProxyPassword=user06
InfaAgent.ProxyPasswordEncrypted=false
3Informatica Intelligent Cloud Servicesにログインします。
4[管理]を開いて[ランタイム環境]を選択します。
5プロキシサーバーを設定するSecure Agentを選択します。
6ページの右上隅にある[編集]をクリックします。
7[システム構成の詳細]セクションで、CMI Streaming Agent Serviceの[タイプ]に[エージェント]を選択します。
8プロキシサーバーを使用するには、任意のJVMOptionフィールドに次のパラメータを追加して、それぞれに適切な値を指定します。
パラメータ | 説明 |
---|
-Dproxy.host= | 送信HTTPSプロキシサーバーのホスト名。 |
-Dproxy.port= | 送信HTTPSプロキシサーバーのポート番号。 |
-Dproxy.user= | HTTPSプロキシサーバーのユーザー名。 |
-Dproxy.password= | HTTPSプロキシサーバーのパスワード。 |
注: パラメータと単一引用符で囲まれたパラメータの値を指定する必要があります。
以下に例を示します。
JVMOption1='-Dproxy.host=INPQ8583WI29'
JVMOption2='-Dproxy.port=8081'
JVMOption3='-Dproxy.user=adminuser'
JVMOption4='-Dproxy.password=password'
注: [システム構成の詳細]セクションで設定できるJVMOptionフィールドは5つだけです。残りのパラメータを設定するには、[カスタム構成の詳細]セクションでJVMOptionフィールドを追加する必要があります。[カスタム構成の詳細]セクションで、CMI Streaming Agent Serviceの[タイプ]に[エージェント]を選択し、JVMOptionフィールドを追加して、残りのパラメータとその適切な値を指定します。
9[保存]をクリックします。
Secure Agentが再起動して設定が適用されます。
注: プロキシサーバーを設定した場合でも、セッションログにはプロキシサーバーの詳細は記録されません。