プロパティ | 説明 |
---|---|
接続名 | 接続の名前。この名前は、組織内で一意にする必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ - 名前の先頭または末尾のスペースはトリミングされ、名前の一部として保存されません。最大長は100文字です。接続名では大文字と小文字は区別されません。 |
説明 | 接続の説明(オプション)。最大長は255文字です。 |
タイプ | 接続のタイプ。Oracle Database Ingestion接続の場合、タイプは[Oracle Database Ingestion]でなければなりません。 |
ランタイム環境 | データベース取り込みとレプリケーションタスクを実行するランタイム環境の名前。ランタイム環境は、管理者で定義します。 |
認証モード | コネクタがOracleへのログインに使用する必要がある認証モード。次のオプションがあります。
注: [Kerberos]を選択した場合、アプリケーションまたはデータベース取り込みおよびレプリケーションタスクでOracleソースまたはターゲットを定義するときに表示されるスキーマリストには、自分のスキーマだけでなく、他のKerberosユーザーのスキーマも表示されます。 デフォルトはOracleデータベース認証です。 |
ユーザー名 | Oracleデータベース認証を使用する場合は、Oracleデータベースログインのユーザー名。ユーザー名にセミコロンを含めることはできません。 注: このプロパティは、Kerberos認証を使用している場合は表示されません。 |
パスワード | Oracleデータベース認証を使用する場合は、Oracleデータベースログインのパスワード。パスワードにセミコロンを含めることはできません。 注: このプロパティは、Kerberos認証を使用している場合は表示されません。 |
ホスト | データベースサーバーのホスト名。 |
ポート | データベースサーバーに接続するときに使用するネットワークポート番号。デフォルトは1521です。 |
サービス名 | Oracleデータベースを一意に識別するサービス名またはシステムID(SID)。Oracleデータベースに接続するためのSIDを;SID=<ORACLE_SID>の形式で指定します。先頭のセミコロン(;)も含めてください。 |
スキーマ | Oracle接続に使用されるスキーマ。 |
コードページ | データベースサーバーのコードページ。データベース取り込みとレプリケーションタスクは、UTF-8コードページを使用します。デフォルトはUTF-8です。 |
暗号化方法 | 初期ロードジョブの場合、Secure AgentとOracleデータベースサーバー間でやり取りされるデータを暗号化するかどうかを決定します。 次のオプションがあります。
デフォルトは[暗号化なし]です。 注: SSLを有効にするには、Secure Agentのインストールに固有の適切なJDKまたはJREフォルダにあるcacertsファイルにOracle SSL証明書をインポートします。 |
暗号プロトコルバージョン | 暗号化方法としてSSLを選択した場合は、暗号化接続で使用する、サーバーでサポートされている1つの暗号化プロトコルまたは暗号化プロトコルのリストを指定する必要があります。次のオプションがあります。
デフォルトはTLSV1.2です。 |
サーバー証明書の検証 | 暗号化方法としてSSLを選択した場合、Secure AgentがOracleデータベースサーバーから送信されたサーバー証明書を検証するかどうかを制御します。
デフォルトはFalseです。 [証明書内のホスト名]プロパティを指定すると、Secure Agentは証明書内のホスト名も検証します。 |
トラストストア | 暗号化方法としてSSLを選択し、サーバー証明書の検証を有効にした場合は、クライアントがSSL認証のために信頼する認証局(CA)のリストを含むトラストストアファイルのパスと名前を指定します。 |
トラストストアのパスワード | 暗号化方法としてSSLを選択し、サーバー証明書の検証を有効にした場合は、トラストストアファイルのコンテンツにアクセスするためのパスワードを指定します。 |
証明書内のホスト名 | 暗号化方法としてSSLを選択し、サーバー証明書の検証を有効にした場合は、セキュリティを強化するために、Oracleデータベースをホストするマシンのホスト名を指定します。Secure Agentは、SSL証明書のホスト名との接続に含まれるホスト名を検証します。 |
キーストア | 暗号化方法としてSSLを選択し、Oracleデータベースサーバーでクライアント認証が有効になっている場合は、キーストアファイルのパスと名前を指定します。キーストアファイルには、クライアントが、Oracleサーバーの証明書要求に応答して送信する証明書が含まれます。 |
キーストアのパスワード | 暗号化方法としてSSLを選択し、Oracleデータベースサーバーでクライアント認証が有効になっている場合は、キーストアファイルのパスワードを指定します。 |
キーパスワード | 暗号化方法としてSSLを選択し、Oracleデータベースサーバーでクライアント認証が有効になっている場合は、キーストアファイルのキーのパスワードを指定します。キーのパスワードがキーストアファイルと異なる場合は、このプロパティを使用します。 |
データベース接続文字列 | OCIがOracleへの接続に使用するTNS名、Oracle Netのキーワードと値のペア、またはSQL接続文字列URL。 |
TDEウォレットディレクトリ | Oracle透過的データ暗号化(TDE)に使用されるOracleウォレットファイルを含むディレクトリへのパス。このプロパティ値は、TDE暗号化テーブルスペースから変更データをキャプチャし、次のいずれかの条件が当てはまる場合にのみ指定してください。
|
TDEウォレットパスワード | Oracle TDEウォレットにアクセスしてマスターキーを取得するために必要な、クリアテキストのパスワード。OracleソースデータベースのTDE暗号化テーブルスペースから変更データを取得する必要がある場合は、このプロパティ値が必要です。 |
代替ディレクトリ | Oracleサーバー上のREDOログのサーバーパスプレフィックスの代替となるローカルパスプレフィックス。この代替ローカルパスは、ログリーダーがOracleサーバーとは別のシステムで実行されていて、別のマッピングを使用してREDOログファイルにアクセスする場合に必要になります。このプロパティは次の状況で使用します。
Oracle Automatic Storage Management(ASM)を使用してREDOログを管理する場合は、この文を使用しないでください。 次の形式で1つまたは複数の置換を定義できます。 server_path_prefix,local_path_prefix;server_path_prefix,local_path_prefix;... 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーアクティブログマスク | OracleデータベースでREDOログの多重化を使用しているときに、ログリーダーがアクティブなREDOログを選択するために使用するマスク。ログリーダーは、アクティブREDOロググループ内のメンバ名とマスクを比較して、読み取るログを決定します。マスクでは、アスタリスク(*)ワイルドカードを使用して、0個以上の文字を表すことができます。 マスクの最大長は128文字です。大文字小文字はLinuxとUNIXシステムでは区別されますが、Windowsシステムでは区別されません。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーアーカイブ保存先1 | アーカイブREDOログごとに複数のコピーを書き込むようOracleが設定されているときに、ログリーダーがアーカイブログを読み取るプライマリのログ保存先。Oracle LOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータのn値に対応する数値を入力します。ここでnは、1~10の値です。 [リーダーアーカイブ保存先1]および[リーダーアーカイブ保存先2]プロパティのいずれか一方のみを設定した場合、ログリーダーはそのプロパティ設定を使用します。どちらのプロパティも指定しない場合、アーカイブログクエリはログ保存先でフィルタされません。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーアーカイブ保存先2 | プライマリ保存先が利用できないとき、またはプライマリ保存先にあるログが読み取れないとき、ログリーダーがアーカイブログを読み取るセカンダリのログ保存先。例えば、ログが破損または削除されている場合です。Oracle LOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータのn値に対応する数値を入力します。ここでnは、1~10の値です。この値は通常、1より大きい数値です。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーASM接続文字列 | Oracle ASM環境で、ソースデータベースのアクティブREDOログとアーカイブREDOログのストレージを管理するASMインスタンスへの接続のためにログリーダーで使用される、TNSで定義されたOracle接続文字列です。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーASMユーザー名 | Oracle ASM環境で、ソースデータベースのアクティブREDOログとアーカイブREDOログのストレージを管理するASMインスタンスへの接続のためにログリーダーで使用される、OracleユーザーIDです。このユーザーIDにはSYSDBA権限またはSYSASM権限が必要です。SYSASM権限を使用するには、[SYSASMとしてリーダーASM接続]プロパティを「Y」に設定します。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーASMパスワード | Oracle ASM環境で、[リーダーASMユーザー名]パラメータに指定されているユーザーのクリアテキストのパスワード。ログリーダーは、このパスワードとASMユーザー名を使用して、ソースデータベースのアクティブREDOログとアーカイブREDOログのストレージを管理するASMインスタンスに接続します。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
SYSASMとしてリーダーASM接続 | Oracle 11g ASM以降を使用していて、ログリーダーがASMインスタンスに接続するためにSYSASM権限を持つユーザーIDを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。また、[リーダーASMユーザー名]プロパティでSYSASM権限を持つユーザーIDを指定します。SYSDBA権限を持つユーザーIDを使用するには、このチェックボックスをオフにします。デフォルトでは、このチェックボックスはオフです。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダーモード | ログリーダーが読み取るOracle REDOログのソースとタイプを指定します。有効なオプションは以下のとおりです。
このオプションは次の状況で使用できます。 このオプションを使用する場合、[リーダーアーカイブ保存先1]および[リーダーアーカイブ保存先2]プロパティは無視されます。 デフォルトはACTIVEです。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
リーダースタンバイログマスク | Oracle物理スタンバイデータベースでREDOログの多重化を使用しているときに、ログリーダーがデータベースのREDOログを選択するために使用するマスク。ログリーダーは、REDOロググループ内のメンバ名とマスクを比較して、読み取るログを決定します。マスクでは、アスタリスク(*)ワイルドカードを使用して、0個以上の文字を表すことができます。 マスクの最大長は128文字です。大文字小文字はLinuxとUNIXシステムでは区別されますが、Windowsシステムでは区別されません。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
スタンバイ接続文字列 | データベースが読み取り専用アクセスで開かれていない場合の変更のキャプチャ用に、ログリーダーがOracle物理スタンバイデータベースへ接続するために使用する、TNSで定義されたOracle接続文字列。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
スタンバイユーザー名 | 変更のキャプチャ用に、ログリーダーがOracle物理スタンバイデータベースへ接続するために使用するユーザーID。このユーザーIDにはSYSDBA権限が必要です。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
スタンバイパスワード | 変更のキャプチャ用に、ログリーダーがOracle物理スタンバイデータベースへ接続するために使用するパスワード。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
RACメンバ | Oracle Real Application Cluster(RAC)内で、追跡可能なアクティブREDOログスレッド(メンバ)の最大数。RAC環境でプライマリデータベースをサポートするData Guard物理スタンバイデータベースの場合、この値はプライマリデータベースのアクティブなスレッドの数です。 有効な値は1~100です。デフォルトは0で、適切なログスレッド数が自動的に決定されます。この値がお使いの環境で適切でない場合は、このプロパティを0より大きい値に設定してください。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |
BFILEアクセス | 次の状況では、このチェックボックスをオンにします。
デフォルトでは、このチェックボックスはオフです。 注: このプロパティは、Oracleターゲットには適用されません。 |