ランダムマスキング

データマスキングトランスフォーメーションでは、異なる行に同じソース値が出現する場合に、異なる値が返されます。データマスキングトランスフォーメーションによって返されるデータの形式に影響を与えるマスキングルールを設定できます。

ランダムマスキングでは、日時、数値、文字列の値をマスクできます。

日付値をランダムマスキングでマスクするには、出力日の範囲を設定するか、偏差を選択します。偏差を設定する場合は、ブラー対象となる日付部分を選択します。選択できるのは年、月、日、時、分、または秒です。データマスキングトランスフォーメーションは、設定した範囲内の日付を返します。

数値データをマスクする場合は、カラムの出力データ範囲を設定できます。データマスキングトランスフォーメーションでは、フィールド精度に基づいて、範囲の上限と下限の間の値が返されます。範囲を定義するには、範囲の上限と下限を設定するか、元のソース値に対する偏差に基づくブラー範囲を設定します。

ランダムマスキングを設定すると、文字列カラムにランダムな出力が生成されます。出力文字列に含まれる各文字の制限を設定するには、マスクフォーマットを定義します。どのソース文字をマスクするのかを定義して、それをマスクする文字を定義するには、ソースとターゲットのフィルタ文字を設定します。