データサービストランスフォーメーション
データサービストランスフォーメーションを使用して、データサービスリポジトリからデータサービスを呼び出します。これには、HL7やHIPAAなどの業界標準サービスやカスタマイズされたサービスが含まれます。例えば、トランスフォーメーションを使用してデータサービスを呼び出し、ヘルスケアパートナーと交換するHIPAAメッセージを処理できます。
デフォルトでは、データサービスリポジトリには、業界標準を処理するための、追加設定不要なデータサービスが含まれています。データサービスリポジトリでカスタマイズされたサービスを作成し、データサービストランスフォーメーションを使用してそれらを呼び出すこともできます。データサービスとデータサービスリポジトリの詳細については、Administratorのヘルプにある「データサービスリポジトリ」を参照してください。
トランスフォーメーションをマッピングに追加するときは、トランスフォーメーションが呼び出すデータサービスを定義します。以下のいずれかのオプションを選択することができます。
- •特定の標準および特定の使用タイプの単一のメッセージタイプを処理するには、単一のデータサービスを使用します。HIPAAメッセージの場合、パートナーにメッセージと検証メッセージを送信するデータサービスを選択することもできます。
- •さまざまな標準および使用タイプからの複数のメッセージタイプのメッセージを処理するには、動的サービス名を使用します。動的サービス名を使用した場合は、データサービス名をパラメータとしてトランスフォーメーションに渡します。
データサービストランスフォーメーションは、選択した内容に基づいて、メッセージデータをファイルまたはバッファとしてダウンストリームトランスフォーメーションに渡します。トランスフォーメーションで選択したステータストレースレベルとデータサービスの使用タイプに基づいて、トランスフォーメーションによって追加の出力フィールドが作成される場合があります。マッピングにさらにターゲットトランスフォーメーションを追加し、データサービストランスフォーメーションを設定して、さまざまな出力タイプをさまざまなターゲットに送信することができます。例えば、メッセージデータを1つのターゲットに送信し、ステータストレースレポートを別のターゲットに送信します。