階層ビルダトランスフォーメーションの例 リレーショナルデータを階層データに変換し、そのデータをターゲットファイルに階層形式で書き込むとします。
階層ビルダトランスフォーメーションを使用してデータを変換するには、次の手順を実行します。
1 2 3 4 5 手順1.階層スキーマの作成 スキーマファイルを使用して出力データの階層を定義する階層スキーマを設定する必要があります。
次の例は、使用するスキーマ階層を示しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
次の例は、使用する1つ目の入力ファイルデータを示しています。
CompanyName,Address
次の例は、使用する2つ目の入力ファイルデータを示しています。
Name,EmployeeID,Department,Building,Room
データ統合 で、使用するスキーマ階層を持つ階層スキーマを作成します。
手順2.マッピングの作成 入力データを解析するには、マッピングで階層ビルダートランスフォーメーションを使用して階層入力のデータを変換します。
Mapping Designerで、2つのソースオブジェクトを追加します。これらのオブジェクトは、解析するデータファイルへのパスが格納されたフラットファイルです。次の図に、ソーストランスフォーメーションの1つを示します。
手順3.階層ビルダトランスフォーメーションの設定 階層ビルダートランスフォーメーションを追加し、NewHierarchyBuilderという名前を使用します。作成した階層スキーマを使用するようにこのトランスフォーメーションを設定します。
NewHierarchyBuilderトランスフォーメーションにソースオブジェクトを接続します。受信データをトランスフォーメーションの各フィールドにマッピングするには、NewHierarchyBuilderトランスフォーメーションを選択します。［受信フィールド］ タブで、フィールド名の競合がないことを確認します。次の図に、入力フィールド選択を示します。
リレーショナルフィールドを階層出力にマッピングするには、［フィールドマッピング］ タブでプライマリキーおよび外部キーを選択します。次に、階層出力のスキーマ要素にリンクするリレーショナルフィールドを選択します。
次の図に、フィールドマッピング選択を示します。
手順4.ターゲットを設定します フィールドのファイルターゲットオブジェクトを追加します。
次の画像に、最終のマッピングを示します。
手順5.マッピングを実行します マッピングを実行して、階層形式のデータをターゲットトランスフォーメーションに書き込みます。
次の例は、階層出力を示しています。
