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入力設定

階層パーサートランスフォーメーションは、トランスフォーメーションに関連付けられた階層スキーマに基づいて階層入力をリレーショナルデータに変換します。
次の表に、入力のプロパティを示します。
プロパティ
説明
入力タイプ
ソーストランスフォーメーションから階層パーサートランスフォーメーションにデータを渡す場合は、[バッファ]入力タイプを選択します。
ソーストランスフォーメーションから代わりに参照でデータを渡す場合は、[ファイル]入力タイプを選択します。ソーストランスフォーメーションによって入力ファイルへのパスが渡される場合は、この入力タイプが適用されます。
スキーマ
既存の階層スキーマを選択してトランスフォーメーションに追加するか、XSDファイルまたはJSONサンプルファイルから階層スキーマを作成します。
階層スキーマの更新時に、既存のフィールドマッピングを保持することを選択できます。
パススルーフィールドの有効化
マッピングされていないフィールドをダウンストリームトランスフォーメーションに渡すかどうかを決定します。
階層パーサートランスフォーメーションに複数のアップストリームトランスフォーメーションが接続されている場合、トランスフォーメーションに接続された最初にアップストリームトランスフォーメーションからフィールドが渡されます。
トランスフォーメーションの最適化
実行時にデータを階層出力からリレーショナル出力に変換する処理パフォーマンスを最適化します。
デフォルトでは有効になっています。

階層スキーマの選択

階層パーサートランスフォーメーションの階層スキーマを選択します。
    1階層パーサートランスフォーメーションの[プロパティ]パネルで、[入力設定]タブをクリックします。
    2[選択]をクリックします。
    [スキーマの選択]ダイアログボックスが表示されます。
    3一覧から階層スキーマを選択します。
    4階層スキーマを検索するには、検索条件を選択し、検索フィールドに検索語句を入力して、[検索]をクリックします。
    階層スキーマは名前または説明で検索できます。階層スキーマのソートには、名前、説明、または最終変更日を使用できます。
    5階層パーサートランスフォーメーションに含める階層スキーマを選択し、[OK]をクリックします。
    選択した階層スキーマが[プロパティ]パネルに表示されます。

サンプルからの階層スキーマの作成

    1階層パーサートランスフォーメーションの[プロパティ]パネルで、[入力設定]タブをクリックします。
    2スキーマを作成するには、[新規]をクリックします。
    [新規階層スキーマ]ページが表示されます。
    3[新規階層スキーマ]ページで、名前と説明を入力します。階層スキーマの名前を指定する必要があります。
    4プロジェクトの場所を参照して選択します。
    5スキーマまたはサンプルファイルを選択するには、[アップロード]をクリックします。[ファイルの選択]をクリックし、XSDファイルを参照するか、サンプルのJSONファイルを選択して、[OK]をクリックします。
    JSONサンプルファイルを追加すると、データ統合によってサンプルからスキーマが生成されます。
    6使用可能なルート要素が複数あるXSDファイルを選択した場合は、ドロップダウンメニューから1つのルートを選択します。
    7別のスキーマを参照するスキーマを選択した場合は、参照先のスキーマもアップロードする必要があります。参照先のスキーマをアップロードするには、[アップロード]をクリックし、目的のスキーマファイルを参照して[OK]をクリックします。
    8階層スキーマを保存するには、[OK]をクリックします。