コードのコンパイル
Javaトランスフォーメーションを検証するには、Javaエディタで入力するJavaコードスニペットをコンパイルする必要があります。データ統合は、Secure Agentを使用してJavaコードスニペットをコンパイルします。コードをコンパイルすると［Java］タブにコンパイル結果が表示されます。
作成したJavaトランスフォーメーションには、トランスフォーメーションの基本的な機能を定義するJavaクラスが含まれています。トランスフォーメーションをコンパイルすると、Secure Agentは、Javaエディタで入力したコードをトランスフォーメーションのテンプレートクラスに追加します。これにより、トランスフォーメーションのクラスコード全体が生成されます。
Secure Agentは、JDKを呼び出してクラスコード全体をコンパイルします。JDKは、トランスフォーメーションをコンパイルし、トランスフォーメーションのバイトコードを生成します。
注: マップレットでは、Javaトランスフォーメーションは、データ統合サーバーで実行可能なデータ型とAPIに基づいてコンパイルされます。invokeJExpression APIメソッドなど、詳細クラスタでのみ実行できるデータ型またはAPIがコードに含まれている場合、コードのコンパイルに失敗します。
コードをコンパイルするには、次のタスクを完了する必要があります。
- 1標準ではないJavaパッケージを使用する場合は、クラスパスを設定します。
クラスパスの設定の詳細については、
クラスパス設定を参照してください。
- 2コンパイルに使用するランタイム環境を選択します。
［Java］タブでランタイム環境を選択します。Hosted Agentはコンパイル用にサポートされていません。
コードをコンパイルするには、Javaエディタで［コンパイル］をクリックします。
コンパイル結果に、コンパイルの結果が表示されます。コンパイル結果を使用してJavaコードのエラーを特定します。
クラスコード全体の表示
Javaトランスフォーメーションのコンパイル時に生成されるクラスコード全体を表示およびダウンロードできます。［Java］タブの［コンパイル結果］からクラスコード全体にアクセスできます。
クラスコード全体を表示するには、コンパイル結果で［完全なコードを表示］をクリックします。データ統合では、［コード全体］ダイアログボックスにクラスコード全体を表示します。
クラスコード全体をダウンロードするには、［コード全体］ダイアログボックスで［コード全体のダウンロード］をクリックします。