結合条件
結合条件では、入力行を結合するタイミングを定義します。結合条件には、ソース行を結合するために一致している必要がある両方のソースのフィールドが含まれます。
マスタデータと明細データが等しいかどうかに基づいて、1つまたは複数の条件を定義します。例えば、2つの従業員データセットに従業員ID番号が含まれている場合、次の条件は両方のデータセットの同じ従業員IDがある行に一致します。
EMP_ID1 = EMP_ID2
1つ以上の結合条件を使用します。結合条件を追加すると、データの結合に必要な時間が増加します。複数の結合条件を使用する場合、マッピングタスクは指定した順に条件を評価します。
条件の両方のフィールドは、同じデータ型を持つ必要があります。データ型が一致しない2つのフィールドを条件で使用しなければならない場合、データ型が一致するように変換します。
例えば、CharデータとVarcharデータを結合する場合、Char値に埋め込まれている空白は文字列の一部に含まれます。両方のフィールドに「Shoes」という値が含まれていても、Char(40)フィールドには35個の末尾のスペースが含まれているため、値が一致しません。値が確実に一致するようにするには、一方のフィールドのデータ型をもう一方に合わせて変更します。
詳細モードでは、結合条件にバイナリデータ型を含めたり、結合条件でバイナリデータ型を評価したりすることはできません。
注: ジョイナトランスフォーメーションは、NULL値の一致は検出しません。NULL値を持つ行を結合するには、NULL値をデフォルト値で置き換えてから、デフォルト値で結合します。