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詳細プロパティ

ジョイナトランスフォーメーションに対して詳細プロパティを設定できます。詳細プロパティは、セッションログメッセージのトレースレベル、キャッシュ設定、NULLの順序付け、トランスフォーメーションが省略可能か、必須かなどの設定を制御します。
使用可能なプロパティは、マッピングモードに応じて異なります。
以下のプロパティを設定することができます。
プロパティ
説明
トレースレベル
データ統合がセッションログに書き込むエラーおよびステータスメッセージの詳細レベル。[簡易]、[通常]、[詳細 - 初期化]、[詳細 - データ]から選択できます。デフォルトは[通常]です。
キャッシュディレクトリ
マスタ行または明細行、およびこれらの行のインデックスをキャッシュするためのディレクトリを指定します。
デフォルトでは、データ統合は、データ統合サーバーでSecure Agent $PMCacheDirプロパティに入力されたディレクトリを使用します。新しいディレクトリを入力する場合は、そのディレクトリが存在していて、かつキャッシュファイルを格納するための十分なディスク領域があることを確認します。マップされたドライブまたはマウントされたドライブを指定できます。
マスタにおけるNULLの順序付け
マスターパイプラインでのNullの順序付け。[NULLは最上位]または[NULLは最下位]を選択します。
明細におけるNULLの順序付け
明細パイプラインでのNullの順序付け。[NULLは最上位]または[NULLは最下位]を選択します。
データキャッシュサイズ
トランスフォーメーションのデータキャッシュサイズ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - 自動。データ統合はキャッシュサイズを自動的に設定します。[自動]を選択した場合は、データ統合の最大メモリ量をキャッシュに割り当てるように設定することもできます。
  • - 値。キャッシュサイズをバイト単位で入力します。
デフォルトは[Auto]です。
インデックスキャッシュサイズ
トランスフォーメーションのインデックスキャッシュサイズ。次のいずれかのオプションを選択します。
  • - 自動。データ統合はキャッシュサイズを自動的に設定します。[自動]を選択した場合は、データ統合の最大メモリ量をキャッシュに割り当てるように設定することもできます。
  • - 値。キャッシュサイズをバイト単位で入力します。
デフォルトは[Auto]です。
ソート済み入力
データがソート済みであることを指定します。このオプションを選択すると、ソート済みデータが結合され、パフォーマンスが向上します。
マスタのソート順
マスタソースデータのソート順を指定します。マスタソースデータが昇順になっている場合は、[昇順]を選択します。[昇順]を選択すると、ソート済み入力が有効になります。デフォルトは[Auto]です。
トランスフォーメーション範囲
データ統合が受信データにトランスフォーメーションロジックを適用する方法を指定します。
  • - Transaction。トランスフォーメーションロジックをトランザクションのすべての行に適用します。データの行が同一トランザクション内のすべての行に依存し、他のトランザクションの行には依存していない場合には、[Transaction]を選択します。
  • - すべての入力。トランスフォーメーションロジックをすべての入力データに適用します。[すべての入力]を選択すると、データ統合は受信トランザクションの境界を削除します。データの行がソース内のすべての行に依存している場合は、[すべての入力]を選択します。
  • - 行。トランスフォーメーションロジックを、データの1つの行ごとに適用します。データの行が他の行に依存していない場合は[Row]を選択します。
オプション
トランスフォーメーションがオプションかどうかを決定します。トランスフォーメーションがオプションで、受信フィールドがない場合、マッピングタスクの実行は可能で、データはデータフローの別のブランチへと進みます。トランスフォーメーションが必須で、受信フィールドがない場合、タスクは失敗します。
例えば、ソース接続のパラメータを設定します。データフローのあるブランチで、日付/時刻データのみがトランスフォーメーションに入力されるようにフィールドルールを使用してトランスフォーメーションを追加し、トランスフォーメーションがオプションになるように指定します。マッピングタスクを設定するときに、日付/時刻データのないソースを選択します。マッピングタスクはオプションのトランスフォーメーションのあるブランチを無視し、データフローはマッピングの別のブランチを経由して続行されます。