ノーマライザトランスフォーメーション
ノーマライザトランスフォーメーションは1つの入力行を複数の出力行に変換するアクティブなトランスフォーメーションです。このトランスフォーメーションでは、それぞれのソース行で複数回出現するフィールドまたは複数回出現するフィールドグループが処理され、複数回出現するデータのインスタンスごとに1つの行が返されます。
例えば、リレーショナルソースに、四半期の売上データが格納された4つのフィールドがあるとします。この場合、四半期ごとに別個の出力行を生成するように、ノーマライザトランスフォーメーションを設定することができます。
ノーマライザトランスフォーメーションによって入力行から複数の行が返される場合、1回出現入力カラムについては重複する(同じ)データが返されます。
ノーマライザトランスフォーメーションを設定する際には、[プロパティ]パネルの次の各タブでノーマライザプロパティを定義します。
- •[正規化されたフィールド]タブ。複数回出現するフィールドと複数回出現するフィールドのグループを定義し、マッピングで使用する追加のフィールドを指定します。
- •[フィールドマッピング]タブ。受信フィールドを正規化されたフィールドに接続します。