ソーターキャッシュ
マッピングタスクでは、ソート操作の実行前に、すべての受信データがソータートランスフォーメーションに渡されます。マッピングタスクではキャッシュメモリを使用して、ソータートランスフォーメーションが処理されます。マッピングタスクが十分なメモリを割り当てることができない場合は、マッピングが失敗します。
デフォルトで、マッピングタスクは実行時にキャッシュサイズを決定します。マッピングタスクは、ソート操作を開始する前に、ソーターキャッシュサイズで設定されたメモリ量を割り当てます。
Secure Agentをホストするマシンの利用可能な物理RAM量以下の値になるように、ソーターキャッシュサイズを設定します。ソータートランスフォーメーションを使用してデータをソートするには、少なくとも16 MB(16,777,216バイト)の物理メモリを割り当てます。メモリをソーターキャッシュに割り当てる場合、マッピングの他のトランスフォーメーションやマッピングタスクのデータ量を考慮します。
受信データの量がソーターキャッシュサイズよりも大きい場合、マッピングタスクはデータを一時的にワークディレクトリに保存します。ソータートランスフォーメーションのワークディレクトリにデータを保存する場合、マッピングタスクには最低でも受信データ量の2倍のディスク領域が必要です。
トレースレベルを[ノーマル]に設定すると、マッピングタスクは、ソータートランスフォーメーションが使用するメモリ量をセッションログに書き込みます。