Velocityトランスフォーメーション
データをフラット化せずに階層入力をある形式から別の形式に変換するには、マッピングでVelocityトランスフォーメーションを使用します。このトランスフォーメーションでは、JSONまたはXMLデータを、JSON、XML、またはテキスト出力（プレーンテキスト、電子メール、HTMLなど）に変換できます。
Velocityトランスフォーメーションを使用して階層データを変換し、ダウンストリームAPI呼び出しに準拠することや、キャンペーン管理システムや機械学習アルゴリズムなどのダウンストリームアプリケーションで使用することができます。また、Velocityトランスフォーメーションを使用して、データベース内のJSON BLOBなどの行データを処理することもできます。
データを変換するために、Velocityトランスフォーメーションは指定されたApache Velocityスクリプトを使用します。スクリプトには、Velocityテンプレート言語（VTL）文、データ統合の組み込み関数、およびデータ統合の接続されていないルックアップ式を含めることができます。
次のいずれかの方法で、データをVelocityトランスフォーメーションに渡すことができます。
- データをトランスフォーメーションに直接渡す。
- 入力フィールドを介して、データをVelocityトランスフォーメーションに直接渡すことができます。データは、JSON BLOBまたは文字列か、XML BLOBまたは文字列である必要があります。
- 変換するデータを含むファイルの名前と場所を渡す。
- Velocityトランスフォーメーションで、XMLファイルやJSONファイルなどのフラットファイルに保存されているデータを変換する場合は、入力フィールドを介してファイルの名前と場所をトランスフォーメーションに渡します。データは、ファイルパスとファイル名を含む文字列である必要があります。ファイルは、Secure Agentマシンからアクセスできる区切りフラットファイルである必要があります。
トランスフォーメーションは、変換されたデータを1つの文字列フィールドに返します。