ベリファイヤトランスフォーメーション
ベリファイヤトランスフォーメーションによって、Data Qualityで作成したベリファイヤアセットがマッピングに追加されます。
ベリファイヤアセットは、入力および出力アドレスデータのテンプレートを定義します。これは、ベリファイヤトランスフォーメーションの入力および出力フィールドに接続されます。ソースデータまたはアップストリームトランスフォーメーションのフィールドを、ベリファイヤトランスフォーメーションの対応する入力ポートに接続します。ベリファイヤトランスフォーメーションの出力ポートを、マッピングのダウンストリームトランスフォーメーションに、またはマッピングターゲットに接続します。
ベリファイヤトランスフォーメーションは、入力アドレスデータに次の操作を実行します。
- •トランスフォーメーションが、ソースデータのアドレスレコードをアドレス参照データと比較します。
- •エラーを修正し、部分的なアドレスレコードを補完します。アドレスを修正するには、参照データのアドレスとの明確な一致を探す必要があります。トランスフォーメーションにより、アドレス参照データからアドレスレコードに必要なデータ要素がコピーされます。
- •出力アドレスの書き出しは、ベリファイヤアセットで指定された形式で行われます。Data Qualityでベリファイヤアセットを定義して、ビジネスニーズに適し、メールキャリアが必要とする構造に準拠したアドレスレコードを作成します。
- •また、各アドレスの配達ステータスや、アドレスにエラーやあいまいさが含まれる場合にはその性質についてレポートできます。
- •あいまいな住所や不完全な住所がある場合は、提案を提供できます。
ベリファイヤトランスフォーメーションが読み書きできるアドレスステータス情報などのアドレス情報のタイプの詳細については、「Data Quality」オンラインヘルプのベリファイヤアセットのドキュメントを参照してください。
ベリファイヤトランスフォーメーションは、別の所で作成したアドレス検証ロジックをマッピングに追加できるという点において、マップレットトランスフォーメーションと類似しています。マップレットと同様に、ベリファイヤは再利用可能なアセットです。ベリファイヤトランスフォーメーションでは、受信フィールドと発信フィールドが示されます。ここでは、ベリファイヤに含まれるアドレスデータは表示されず、ベリファイヤの編集もできません。ベリファイヤを編集するには、ベリファイヤをData Qualityで開きます。