Webサービストランスフォーメーションの例
次の例は、Webサービストランスフォーメーションを使用してNetSuiteとやり取りし、製品可用性に関する詳細を取得する方法を示しています。
この例を確認することで、NetSuite操作であるgetItemAvailabilityを使用してSOAP要求および応答を構造化するようにWebサービストランスフォーメーションを設定する方法について学習できます。Webサービスクライアントは、要求で項目IDを渡します。Webサービスは、最新の項目可用性に関する情報をSOAP応答で返します。
最初に、Webサービスに接続するため、WSConsumer接続を作成します。要求と応答のWebサービスメッセージを記述するWSDLを追加し、必要なセキュリティを設定します。この例では、次のNetSuite接続を使用します。
2番目に、接続を使用してビジネスサービスを定義します。このケースでは、接続を使用してビジネスサービスを定義し、getItemAvailability操作にアクセスします。
3番目に、Webサービストランスフォーメーションを使用するマッピングを作成します。マッピングの例には、次の設定オプションが含まれます。
- 1ソースは、ログインの詳細や項目IDが含まれる4つのフィールドを格納する単純な.csvファイルです。
- 2[Webサービス]タブで、以前に定義したビジネスサービスと操作を選択します。
- 3Webサービストランスフォーメーションを追加したら、ソースを接続し、4つの受信フィールドを表示できます。受信フィールドのビューをフィルタリングして、すべてのフィールド、マッピングされたフィールド、マッピングされていないフィールド、またはキーを表示できます。
- 4[要求マッピング]では、受信フィールドがSOAPメッセージにマッピングされています。次の画像のように、Envelopeには資格情報、Bodyには項目IDが含まれます。受信フィールドを要求構造の項目にドラッグし、マッピングを作成します。
- 5[応答マッピング]タブで、使用する出力フィールドにSOAPメッセージをマッピングします。出力フィールドの形式に[リレーショナル]または[非正規化]を選択できます。この例では、[リレーショナル]形式を使用します。
次の出力フィールドグループがシステムによって自動的に生成されます。
- - FaultGroup(使用している接続タイプでサポートされている場合)。
- - ドキュメント情報が含まれるEnvelope(ヘッダーをマッピングする場合)。
- - カーディナリティが1を超える、マッピングした各要素の1つのグループ。
上の例では、3つのグループがあります。次の画像のように、応答で階層のノードを選択し、マッピング(マッピング解除)するオプションを選択することで、オブジェクトやフィールドのマッピングまたはマッピング解除を行うことができます。下矢印をクリックして、特定のノードのマッピングオプションを表示します。
- 6[出力フィールド]タブで、各グループを表示できます。必要に応じて、フィールドのタイプ、精度、およびスケールを編集できます。
- 7マッピングには、3つのターゲット(ステータス、可用性、FaultGroupデータのターゲット)が含まれます。
マッピングが実行されると、項目可用性とステータスコードが返されます。正常に実行できなかった場合、フォールト情報が含まれるレコードがデフォルトターゲットに作成されます。