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ファイルリスナ

ファイルリスナは、定義した場所にあるファイルをリスニングします。タスクフロー、ファイル取り込みとレプリケーションタスク、およびB2B Gatewayパートナーフローによって、ファイルリスナを使用して特定のフォルダを監視し、ファイルイベントの発生時にコールバックAPIを介して通知を受信します。監視対象のフォルダに新しいファイルが到着した場合や監視対象のフォルダ内のファイルが更新または削除された場合にファイルイベントが発生します。
特定のフォルダおよびファイルパターンをリスニングするファイルリスナを定義します。次のアセットに対して、通知をトリガするファイルイベントを定義できます。
注: ファイルリスナをアセットに割り当てるには、ファイルリスナの読み取り権限とファイルリスナの実行権限が必要です。
例えば、新しいファイルが到着した場合、または監視対象の場所にあるファイルが更新または削除された場合に、ファイル取り込みとレプリケーションタスクに通知するかどうかを定義することができます。次に、ファイル取り込みとレプリケーションタスクにファイルリスナを割り当てます。ファイルリスナは、ソースフォルダをリスニングし、ファイルの到着イベント、更新イベント、または削除イベントの発生時にファイル取り込みとレプリケーションタスクに通知します。ソースは、サーバーイベントまたはコネクタとして設定できます。次に、ファイル取り込みとレプリケーションタスクが実行され、ソースフォルダからファイルが取得されます。
ファイルリスナは、フォルダのリスニングを開始するとき、フォルダのリスニングを終了するとき、フォルダのリスニング中にエラーが発生したときに、ファイルの作成者であるユーザーに通知を送信します。
ファイルリスナは、ファイルリスナの開始時にジョブを作成し、Monitorのファイル転送ログページにジョブインスタンスを一覧表示します。ファイルリスナは、ファイルイベントの発生時にジョブを更新します。ファイルリスナジョブの詳細は、ファイルリスナジョブのプロパティに表示されます。
タスクフロー、ファイル取り込みとレプリケーションタスク、またはB2Bゲートウェイパートナーによって使用されていないファイルリスナは非アクティブとなるため、定義済みフォルダのリスニングは実行されません。