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メッセージ定義

メッセージ定義にはメッセージ構造が含まれており、メッセージ構造内の各要素には編集可能なプロパティが含まれています。プロパティは、要素とメッセージ構造内のプロパティの位置によって異なります。
メッセージ構造は、メッセージング標準に従って定義されます。メッセージの構造とプロパティの詳細については、適切なメッセージング標準を参照してください。例えば、HIPAAメッセージの構造とプロパティの詳細については、HIPAAのドキュメントを参照してください。

メッセージの構造

メッセージは、各構造要素にアイコンでラベルが付いた階層構造を使用します。
次の表に、メッセージ構造内のアイコンに関する説明を示します。
アイコン
構造要素
説明
セグメントグループアイコン
セグメントグループ
繰り返し可能なセグメントのグループ。
セグメントアイコン
セグメント
データのシーケンス要素。
コンポジットまたはフィールドアイコン
コンポジットまたはフィールド
データ要素の構造。
コンポーネントアイコン
コンポーネント
データ要素のコンテナ。
データ要素アイコン
データ要素
単純なデータ項目。
メッセージング標準では、構造要素に異なる名前が使用され、構造要素がどのようにネストされるかが定義されます。一部の標準では、要素にセグメントやコンポジットではなく、レコードやフィールドなどの名前が付けられています。セグメントにコンポジットとデータ要素が含まれる場合や、コンポジットにデータ要素が含まれる場合などがあります。一部の標準では、オプションや代替といった追加の構成要素が定義されています。

グローバル設定および位置設定

構造要素には、編集可能なグローバル設定と位置設定があります。グローバル設定は要素のすべてのインスタンスに適用され、位置設定は要素の選択済みのインスタンスに適用されます。
例えば、グローバル設定を使用して、要素に10個の列挙値のいずれかを含めることができるようにすることができます。また、位置設定を使用して、要素を2つの値のサブセットに制限するようにすることができます。