業界標準メッセージのカスタマイズ
業界標準メッセージをカスタマイズして、メッセージ構造内の要素を追加、編集、および削除し、メッセージをデータサービスとしてパブリッシュします。
1データ統合で、[新規] > [コンポーネント] > [業種別データサービスカスタマイザ]をクリックします。
2[作成]をクリックします。
3全般プロパティを設定します。
次の表は、全般プロパティの説明です。
プロパティ | 説明 |
---|
名前 | メッセージの名前。 |
場所 | メッセージの場所。メッセージを保存するフォルダを参照するか、デフォルトの場所を使用します。 |
説明 | メッセージの説明。 |
メッセージタイプ | メッセージング標準に基づいた、追加設定不要のメッセージタイプ。 |
4メッセージ構造を設定し、要素のプロパティを編集します。
5[保存]をクリックします。
6メッセージをデータサービスとしてパブリッシュするには、[パブリッシュ]を選択します。
7データサービスのプロパティを設定します。
次の表に、データサービスのプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
サービス名 | データサービスの名前。 |
ランタイム環境 | 実行中のSecure Agentを含むランタイム環境。 |
パブリッシュオプション | 使用できるようにするためにデータサービスをパブリッシュする方法を定義します。以下のオプションを1つ以上選択します。 - - パーサー。データサービスを使用して、パートナーからメッセージを受信します。
- - シリアライザ。データサービスを使用して、パートナーにメッセージを送信します。
- - 制限されたシリアライザ。データサービスを使用して、検証メッセージなどのメッセージをパートナーに送信します。HIPAAメッセージに適用されます。
カスタマイザは、選択したオプションごとにデータサービスをパブリッシュします。 |
8[パブリッシュ]をクリックします。
メッセージをデータサービスとしてパブリッシュすると、Administratorのデータサービスリポジトリでデータサービスを表示したり、データサービストランスフォーメーションで使用したりできるようになります。
メッセージの構造への要素の追加
カスタマイザを使用して、メッセージ構造に要素を追加します。要素を追加すると、カスタマイザはメッセージング標準に基づいてネストされた要素をその要素に読み取ります。
1メッセージ構造で要素を選択します。
2[追加]ボタンをクリックして、次のオプションのいずれかを選択します。
- - 新規。要素リストの最後に要素を追加します。
- - 間に挿入。選択した要素の間に要素を挿入します。
3次のいずれかのタスクを実行します。
- - 追加する既存の要素を選択します。
- - 要素IDを指定して新しい要素を作成します。
4それぞれのタスクで、[選択]または[作成]をクリックします。
要素のプロパティの編集
カスタマイザを使用して、メッセージ構造内の要素のプロパティを編集します。
1メッセージ構造で要素を選択します。
[プロパティ]パネルに要素のプロパティが表示されます。
2[プロパティ]パネルでプロパティ値をクリックし、新しい値を入力します。
3必要に応じて、プロパティにマウスカーソルを合わせ、[デフォルト値の復元]を選択して変更を元に戻します。
列挙の追加
要素に列挙を追加して、許可されている値のテーブルを作成します。
1メッセージ構造で要素を選択します。
[プロパティ]パネルに要素のプロパティが表示されます。
2[プロパティ]パネルで、[列挙]行にカーソルを合わせ、[列挙の更新]アイコンを選択します。
3列挙テーブルの名前を指定します。
4[追加]アイコンをクリックします。
5列挙の値と説明を入力します。
6[更新]をクリックします。
メッセージ構造からの要素の削除
カスタマイザを使用して、メッセージ構造から要素を削除します。
1メッセージ構造で要素を選択します。
2[削除]ボタンをクリックします。
3[OK]をクリックします。