Microsoft Excel入力の構造の編集

モデルの入力がMicrosoft Excelファイルの場合、デフォルトでは、インテリジェント構造検出は、Excelスプレッドシートのメタデータ（スプレッドシートの名前やインデックス番号など）を構造に含めません。

スプレッドシートの名前やインデックス番号を構造に含めるには、［インテリジェント構造モデル］ページの［ビジュアルモデル］タブで、sheetNameノードまたはsheetIndexノードをそれぞれ右クリックし、［構造に含める］を選択します。

インテリジェント構造検出により、［インテリジェント構造モデル］ページの入力データパネルにモデルデータがテーブル形式で表示されます。テーブルにカーソルを合わせると、［編集］ボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、テーブルで次のアクションを実行するために使用できるメニューが開きます。

次の図は、Microsoft Excel入力ファイルの場合の入力データパネルの例と、テーブルの編集に使用するメニューを示しています。

テーブルの転置

Microsoft Excelファイルに基づくモデルのテーブルを転置できます。

1［インテリジェント構造モデル］ページの入力データパネルで、テーブルにカーソルを合わせ、［編集］ボタンをクリックします。

2［置き換え］ボタンをクリックします。

テーブルの向きが変わります。変更は、入力データパネルと［ビジュアルモデル］タブのモデルに表示されます。

Microsoft Excelファイルに基づくモデルでは、2カラムまたは2行のテーブルと名前と値のペアを切り替えることができます。

1［インテリジェント構造モデル］ページの入力データパネルで、テーブルにカーソルを合わせ、［編集］ボタンをクリックします。

2必要に応じて、［名前と値のペアに変換］ボタンまたは［テーブルに変換］ボタンをクリックします。

注: ［テーブルに変換］ボタンは、2カラムおよび2行のテーブルに対してのみ有効になります。それより大きなテーブルを名前と値のペアに変換することはできません。

修正された構造は、入力データパネルと［ビジュアルモデル］タブのモデルに表示されます。

Microsoft Excelファイルに基づくモデルでは、行とカラムをテーブルヘッダーとして定義できます。

1［インテリジェント構造モデル］ページの入力データパネルで、テーブルにカーソルを合わせ、［編集］ボタンをクリックし、必要な行またはカラムを選択します。

選択した行またはカラムが緑色で表示されます。

2［適用］ボタンをクリックします。

選択した行またはカラムは、［ビジュアルモデル］タブでモデルのヘッダーとして表示されます。

3テーブルヘッダーの選択をクリアするには、入力データパネルで［すべてのヘッダーの削除］ボタンをクリックします。