マップレットの編集
Mapplet Designerではマップレットを編集できます。マップレットを編集するには、[エクスプローラ]ページからマップレットを開きます。
マップレットを編集する際、Mapplet Designerによってトランスフォーメーションのロジックが検証されます。マップレットの保存時にマップレットが詳細モードのマッピングまたは詳細モード以外のマッピングで有効な場合、データ統合は、そのマップレットを使用する各マッピングおよびマップレットに変更をデプロイします。
例えば、マップレットが詳細モードおよび詳細モード以外で有効で、マップレットのインタフェースを変更して詳細モード以外のみでマップレットが有効になるようにする場合、データ統合は、そのマップレットを使用するすべてのマッピングへの変更をデプロイします。
マッピングや他のマップレットで使用されるマップレットを編集する際は、慎重に使用する必要があります。マップレットインタフェースを編集すると、そのマップレットを使用するマッピングとマップレットで検証エラーが発生します。検証エラーを解決するには、マップレットを使用して最新の変更を取得するマップレットトランスフォーメーションを同期する必要があります。マップレットトランスフォーメーションを同期しないでタスクを実行すると、タスクは失敗します。
マップレットを使用するアセットを表示するには、Mapplet Designerで[アクション]メニューを開き、[依存関係の表示]を選択します。
マップレットトランスフォーメーションでマップレットを編集することはできず、PowerCenterからインポートしたマップレットを編集することもできません。
依存関係に影響する変更
マップレットを変更すると、そのマップレットを使用するマッピングとマップレットに影響を及ぼす可能性があります。
マップレットに対する次の変更は、そのマップレットを使用するアセットに影響を及ぼしません。
- •トランスフォーメーションの名前、説明、またはプロパティの変更。
- •マップレット内のトランスフォーメーションの追加または削除(ただしマップレットタイプをアクティブからパッシブまたはパッシブからアクティブに変更しない場合)。
マップレットに対して次のような変更を行うと、マップレットのインタフェースが変更され、そのマップレットを使用するアセットに影響を及ぼします。
- •マップレットタイプをアクティブからパッシブまたはパッシブからアクティブに変更する、トランスフォーメーションの追加または削除。
- •関連付けられた入力フィールドまたは出力フィールドのデータ型、精度、またはスケールの変更。
- •入力フィールドまたは出力フィールドの追加または削除
- •入力トランスフォーメーションまたは出力トランスフォーメーションの追加または削除
マップレットの同期
マップレットのインタフェースが、マップレットトランスフォーメーションに追加された後で変更された場合は、そのマップレットを同期して変更を反映する必要があります。マップレットの同期は、[マップレット]タブで実行します。
マップレットを使用するマッピングとマップレットは、マップレットが同期されるまでは無効です。変更されたマップレットを含むマッピングタスクを実行すると、タスクは失敗します。
マップレットを同期すると、更新によって、マッピングまたはマップレット内の他のトランスフォーメーションで検証エラーが発生する可能性があります。
PowerCenterまたはSAPからデータ統合にインポートしたマップレットを同期することはできません。
マップレットを同期するには、次の手順を実行します。
- 1マップレットを使用するマッピングまたはマップレットを開きます。
- 2マップレットトランスフォーメーションを選択します。
- 3[マップレット]タブで、[同期]をクリックします。
- 4トランスフォーメーションロジックでエラーを修正します。