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共有シーケンス

共有シーケンスは再利用可能なシーケンスで、複数のシーケンストランスフォーメーションで使用できます。共有シーケンスを使用した場合、シーケンストランスフォーメーションは、共有シーケンスのプロパティを使用して値を生成します。同じシーケンス内の数値を、複数のマッピングタスクのデータに割り当てる場合は、共有シーケンスを使用します。
複数のマッピングとマップレットで同じ共有シーケンスを使用できます。マッピングタスクを実行すると、データ統合がシーケンス内の一連の値を予約するため、各マッピングタスクでは一意の値が生成されます。
例えば、一意のIDをカスタマテーブルのエントリに割り当てるとします。同じターゲットテーブルに顧客データを読み込むマッピングが2つあり、それらのマッピングは同時刻に実行されるようにスケジュール設定されています。ターゲットで重複IDが発生しないようにするため、共有シーケンスを使用します。
共有シーケンスを[新しいアセット]ページで作成します。非共有シーケンスはシーケンストランスフォーメーションで作成することができます。非共有シーケンスの詳細については、「トランスフォーメーション」を参照してください。
共有シーケンスは、SQL ELTモードのマッピングでは使用できません。