アプリケーション取り込みとレプリケーションジョブの再開
ステータスが停止、強制終了、または失敗のアプリケーション取り込みとレプリケーションジョブを再開できます。
データ取り込みおよびレプリケーションサービスの[マイジョブ]ページまたはオペレーションインサイトの[データ取り込みおよびレプリケーション]ページの[すべてのジョブ]タブからアプリケーション取り込みとレプリケーションジョブを再開できます。
複数のサブタスクを持つ初期ロードジョブを再開すると、アプリケーション取り込みとレプリケーションは失敗、停止、強制終了、またはキューに格納のステータスのサブタスクのみを開始します。
増分ロードジョブ、または初期ロードジョブと増分ロードジョブの組み合わせを再開すると、アプリケーション取り込みとレプリケーションはソースデータの変更のレプリケートを、チェックポイントファイルまたはターゲットリカバリテーブルに記録された最後の位置から再開します。デプロイ後の最初のジョブ実行中に、少なくとも1つのテーブルに対して変更レコードが処理されていない限り、チェックポイントは使用できません。チェックポイントを使用できない場合、ジョブは設定された再開ポイントから処理を再開します。この再開ポイントは、デフォルトでは変更ストリーム内で利用可能な最新の位置です。
増分ロードジョブを再開すると、アプリケーション取り込みとレプリケーションは最後に中断したところからソースデータのプロパゲートを再開します。
1次のいずれかの監視インタフェースで、再開するジョブの行に移動します。
- - ホームページのナビゲーションバーからアクセスする[マイジョブ]ページ
- - モニタサービスの[すべてのジョブ]ページ
- - オペレーションインサイトの[データ取り込みおよびレプリケーション]ページにある[すべてのジョブ]タブ
2行の[アクション]メニューで、[再開]をクリックします。
注: タスクのデプロイメントが失敗したためにジョブが[失敗]状態になっている場合、[再開]コマンドは使用できません。
サブタスクは、ソーステーブルごとに開始されます。
エラーが発生した場合は、ページ上部にエラーメッセージが表示されます。
[アクション]メニューの横にある[再開]アイコンを使用して、ジョブを再開することもできます。
増分ロードジョブの再開とリカバリ
アプリケーション取り込みとレプリケーションは、エラーが原因で停止した増分ロードジョブと、ユーザーによって停止または強制終了されたジョブを、変更データを失うことなく再開できます。
最初のジョブの実行後、アプリケーション取り込みとレプリケーションは変更がターゲットに適用されると、変更ストリーム内の処理位置の識別子を継続的に記録します。識別子は、ターゲット上のINFORMATICA_CDC_RECOVERYという名前のリカバリテーブルに格納されます。
増分ロードジョブを再開すると、ジョブはリカバリテーブルに記録された最後の位置を使用して、ターゲットにロードする必要のある変更レコードを識別します。このプロセスにより、すべての変更がターゲットに確実に取り込まれます。