データベース取り込みとレプリケーション
データベース取り込みとレプリケーションは、リレーショナルデータベースから大規模にデータを取り込んで、クラウドデータウェアハウス、データレイク、ストリーミングシステム、その他のリレーショナルデータベースなど、複数のタイプのターゲットにレプリケートできます。データベース取り込みとレプリケーションは、クラウドデータ取り込みおよびレプリケーションサービスの機能です。
データベース取り込みとレプリケーションは、データベース取り込みとレプリケーションタスクの設定とデプロイを行うための使いやすいインタフェースを提供しています。タスクウィザードは、データ統合の統合ホームページにある[取り込み]パネルか、ホームページのナビゲーションバーにある[新規]オプションから開始できます。タスクをデプロイすると、ウィザードによって、関連付けられたジョブインスタンスが作成されます。ジョブは、次のいずれかの監視インタフェースから実行および監視することができます: ホームページのナビゲーションバーからアクセスする[マイジョブ]ページ、Monitorサービスの[すべてのジョブ]ページおよび[実行中のジョブ]ページ、またはオペレーションインサイトの[概要]ページおよび[すべてのジョブ]ページ。
データベース取り込みとレプリケーションは、次のタイプのデータロード操作を実行できます。
- •初期ロード。ある時点で読み取られたソースデータをターゲットにバッチモードでロードします。データがロードされると、ジョブは終了します。このロードタイプを使用して、増分変更が後で送信されるターゲットをマテリアライズしたり、オンプレミスデータベースシステムからクラウドベースのシステムに移行したり、データレイクまたはデータウェアハウスにデータを追加したりできます。
- •増分ロード。データの変更を継続的に、またはジョブが停止または終了するまでレプリケートします。ジョブは、最後に実行されてから、または特定の開始点から発生した変更をレプリケートします。このロードタイプを使用して、個別のレポートシステムと分析システムのデータを最新の状態に保つことができるため、最新のデータに基づいてビジネスまたは組織の意思決定を行うことができます。このロードタイプを使用して、ビッグデータ処理のためにデータウェアハウスとクラウドデータレイクに最新の変更をフィードすることもできます。
- •初期ロードと増分ロード。ターゲットへのポイントインタイムデータの初期ロードを実行してから、同じソーステーブルに対して継続的に行われた増分データ変更のレプリケートに自動的に切り替わります。
各ロードタイプでサポートされるソースとターゲットの詳細については、「
データベース取り込みとレプリケーションのソースとターゲットのタイプ」を参照してください。
注: データベース取り込みとレプリケーションタスクは、名前の一致に基づいて、ソースのテーブルとフィールドをターゲットのテーブルとフィールドに自動的にマッピングします。ルールを定義して、ターゲットテーブル名をカスタマイズできます。